【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

登山道の説明(2013.5.14)

【ご利用上の注意点】
私が利用したルートを中心に簡単な説明を記載してみました。説明は、私の主観で必ずしも適切でない場合があります。また、名称などを間違っていることもあります。登山道として地図に記載のないルートもありますので、皆さま各自の責任でご参考下さい。

()マークに関して
大変危険な場所があります。経験者(沢登り、クライミング)または、経験者の同行が必要です! けっして、観光気分や物珍しさで立ち入らないようにお願いします。

【千早赤阪側からの登山道/南ルート】
ダイヤモンドトレイル(一般的な山道)
ダイヤモントレールは屯鶴峯(どんずるぼう)から槙尾山(まきおさん)までをむすぶ総延長45kmの自然歩道。一ノ鳥居から伏見峠を経由して久留野峠まで。
伏見林道( 一般的な山道 )
百ヶ辻~ダイトレ(伏見峠)までの一般的な登山道
コンクリート道で念仏坂は急勾配 金剛山初登頂に利用
文殊東尾根(植林地・急坂)
ハードコースと呼ばれ、下りには不向きと言われている
伏見峠道の水飲み場から入山し、文殊尾根へ合流
文殊尾根(植林地・一般的な山道)
ババ谷から山頂へ、派生ルートが多く常連さんの利用が多い
●文殊中尾根(植林地・一般的な山道)
文殊尾根から伏見峠道へ下りるルート。「穴熊」の愛称があります。
寺谷(沢沿いの一般的な山道)
百ヶ辻から伏見峠道を通り、水飲み場から入山(文殊東尾根と間違わないように)最近、補修整備が進んでいるが、必要以上の整備のように感じられる?
細尾谷(木馬道)(一般的な山道と一部沢道)
シルバーコースと呼ばれ楽なコースと言われている。昔、木馬(きんま)を使って木材の搬出をしていたそうです。自然も豊かな沢道で気軽に登るには良いと思います。
馬の背( 植林地・一般的な山道 )
細尾谷、伏見峠道と通ずる派生コースがある。緩やかな尾根道で気軽に利用できる
久留野林道( 植林地・一般的な山道 )
ロープーウェイ前から久留野林道、久留野峠からダイトレで伏見峠へ
奈良、和歌山からの道が集まる要所。距離はあるが、気軽に利用できる
香楠荘尾根(一般的な山道)
香楠荘から細尾谷へつながるコース(ロープーウェイ第一鉄塔を通過する)
ブッシュがきつく、急勾配の坂もあり、夏場は利用し難い
カタクリ尾根(一般的な山道)
遊歩道(ロープーウェイ山頂駅近く)から細尾谷道へ続くルート。危険な個所もなく、利用しやすい道です。名前にあるカタクリが咲くのか??
妙見谷(沢登り・初級)
南ルートでは、異色の自然豊かな沢登初級コース 妙見の滝は優雅で美しい
南ルートの中では距離があり、かなりハードなコースであるが、人気は高い
●妙見尾根(植林地)
妙見谷ルートから文殊尾根へ通じる尾根コース
妙見谷入り口近くの小屋(レールあり)付近と妙見の滝上部が起点となっている
千早本道(階段が続く登山道)
言わずと知れた山頂を目指す最もポピュラーな登山道
ほとんど木製の階段が施設されている。山頂近くで2コースに分岐
ツツジ尾谷( 沢沿いの一般的な山道 )
腰折の滝、一ノ滝、二ノ滝など見所が多いコース
距離も長くタフなコース。千早本道との派生コースもある
ツツジ尾谷源流(沢登り・初級)
二ノ滝を通過後、タカハタ谷道へ登らず沢を直進するルート。夏場はブッシュが多く利用し難いが、古い沢道は風情があって美しい。最終部は、山頂近くの墓地付近へ出る。
水ヶ阪尾根(植林地・一般的な山道)
ツツジ尾谷から右の尾根に取り付くルート
千早本道の四合目と五合目の間に合流するが、途中で本道への分岐が別途ある
ハゲ山( 植林地と自然林・一般的な山道 )
ツツジ尾谷の源流ルート分岐を尾根側に進み、タカハタ谷道に出る前に右に折れます。千早本道が向かいの尾根に見える開けた場所が特徴。ただし、ブッシュ、ススキが多く夏場は避けた方がよいようです。
黒栂谷(林道・植林地・一般的な山道)
登山道口から黒栂谷の林道を進むコースで、セトを経由して山頂へ
ツツジ尾谷、タカハタ谷、カトラ谷など登山道口からのルートへの導入路でもある
黒栂尾根(植林地・急坂)
さわび谷の入山口近くからセトを回避して、黒栂谷道のセトから山頂途中にある「63番(電柱番号)」につながっています。途中、わさび谷へ通じる道があります。最初の登りは、かなりの急登が続きます。
カトラ谷(沢沿いの一般的な山道)
沢沿いを進む登山道…崩落が多く、砂防堤の新設や沢の整備などが行われている。花の時期には、ニリンソウやクリンソウなどの群生地が点在する。派生ルートも多いが、藪漕ぎ、急登など難所もある
石ブテ西谷(セトからの後半部、植林地の平坦な沢道)
セトから入渓する石ブテ西谷の後半部
水量の少ない平坦な沢道だが、大日岳に登る最終部にアリ地獄がある(ロープあり)
タカハタ谷(沢沿いの一般的な山道、後半植林地)
ツツジ尾谷(腰折滝)から入渓するルートで、沢沿いを進むコース
危険個所もなく、利用者も多い。松の木道などへの派生もある
松の木道(一般的な尾根道)
ツツジ尾谷の入り口近くから左側の尾根へ一気に登るルート
前半はかなりの急勾配で、中盤部は松の木などの老木が見られる
釜谷(釜谷、釜谷道、釜谷中、かま道)
私の知る限り4通りのルートがある。釜谷、釜谷中は、沢沿いのコースで利用する人は少なく、後半部は急勾配でかなりの難所。釜谷道、かま道は、尾根道で危険個所もなく利用しやすい。松の木道、タカハタ谷道へ合流する。
わさび谷(植林地と原生林)
カトラ谷への入渓近くから、左の尾根道へ登るルートとカトラ谷途中から登るルートがある。原生林の中を通るルートで、四季折々の楽しみがあり、私は好きなルートです。
ミチヤ谷(植林地、後半藪漕ぎ)
久留野峠へ向かう林道の途中を左の尾根へ入るルート。元々は林道で、途中までは舗装されている。後半は、谷を細尾根方向へ登るが、途中ブッシュがきつく苦労する。
細尾根(地蔵尾根、ツンバ尾)
久留野峠から山頂へ向かうダイトレの地蔵がある場所から百ヶ辻まで続く尾根道。笹の群生が続く場所がある。ロープーウェイの第三鉄塔を通過する。
赤滝谷(沢登り・初級)
金剛山と対峙する東條山に続く谷。赤瀧山道と呼ばれる古道!?…谷の入り口にあり「赤滝」は金剛山でも有数の名瀑。赤滝谷~東條山~千早峠~ダイトレ~金剛山山頂は、歩き応えのある長距離ルートです。
赤滝谷東尾根(広葉樹林のけもの道、植林地)
赤滝谷の入り口から東側の尾根へ急登する。前半部分は、広葉樹林の中を進むが、道らしい道はなく歩き辛い。途中から植林地へ入り東條山へ続く。
村界尾根(一般的な尾根道)
千早古道と合わせて昔から人の往来が多かったといわれる古道(森屋から東條山)。現在は、通る人もなく荒れて道も消えかけています。ブッシュで道がわかり辛い場所や複雑に尾根が分岐する植林地など地図、コンパス、GPSが必要です。
杉尾谷(沢沿いの一般的な山道)
登山口の対岸にあるサマーハウスから杉尾谷に入ることができます。水量は少なく植林地を通る沢道で、薄暗い感じがします。谷を登り詰めて、清井山へ登ることができます。
清井山尾根(一般的な尾根道、一部林道)
黒栂谷道のカトラ谷分岐手前から、長谷足谷林道が通っています。今は、かなり荒れた林道で、夏場はブッシュに覆われています。
サンマイ谷岩井谷(旧林道、沢沿いの山道)
岩井谷バス停から林道岩井谷線を通り、清井山付近まで通じる谷道。林道終着点から先は、坊領山の尾根や清井山などへの支谷や中尾根が多く複雑に分岐しています。地名の三昧(サンマイ)とは、「火葬場」を意味しているようです。

【水越峠側からの登山道/北ルート】
ダイヤモンドトレイル(一般的な尾根道)
ダイヤモントレールは屯鶴峯(どんずるぼう)から槙尾山(まきおさん)までをむすぶ総延長45kmの自然歩道。水越峠からは、カヤンボを経由して一ノ鳥居まで。途中、パノラマ台など展望のよい場所がある。一部はチャレンジ登山のルートでもある。
丸滝谷(沢道)
美しい谷を登る沢登りコース。意外と危険な個所は少なく、利用者も比較的多いのではないかと思われます。後半部に下の丸滝、上の丸滝があり、滝横をロープを使って登る難所があります。また、最後の尾根への登りは、かなりハードです。
中尾の背(一般的な尾根道、急坂)
丸滝谷と石ブテ東谷に挟まれた細い尾根道で全行程が急勾配。特に下りに利用する際は、慎重さが必要!! 丸滝谷側は原生林になっているため、紅葉時期は綺麗な景色が見られる。ただし、かなり健脚向きのルートだと思う。
()石ブテ東谷(難易度高、沢登り)
自然豊かな谷…全行程沢の中を遡行する沢登りコース。特徴は、何といっても小滝が多く、その美しさは金剛山の中でも有数だと思う。但し、ロープはあるものの、かなりハードなコースなので注意して登りたい。また、最終のアリ地獄も難所のひとつ。
太尾西尾根(一般的な尾根道)
山頂から大日岳を経由し、六道の辻(分岐)→太尾塞跡(分岐)→一ノ背で西尾根と東尾根に分岐する。石筆橋近くに行けるため、青崩側から便利。原則、植林地帯の中を進む尾根道で誰でも利用できる一般的なルート。
青崩道(一般的な尾根道)
青崩と山頂をセト経由(黒栂尾根)で結ぶ登山道。ある程度整備されており、行程のほとんどは植林地帯を進む。一般的な登山ルート。
石ブテ尾根(一般的な尾根道)
青崩の石ブテ林道の先から入山する。山頂側は、六道の辻に通じている。石ブテ西谷から分岐するルートもある。植林地帯だけではなく、原生林地帯を通るため、紅葉などが綺麗な尾根道。葛城山を見ながら進むことができるので景色が良い。
石ブテ47番(急坂)
丸滝谷への入渓部近くから石ブテ尾根へ登るルート
かなりの急登で石ブテ尾根合流地点に47番の石柱(途中26番、顔文字の石柱)
もみじ谷一般もみじ谷本流(沢道)
名前のようにもみじが多いわけではないですが、自然林の中を進む沢コースです。途中分岐があり、一般ルートと本流ルートに分かれます。氷瀑で有名な第六堰堤は、本流ルートにあります。また、サネ尾への派生や周回道へ抜ける道が数ルートに分かれます。紅葉時期、氷瀑時期は、登山者が増える傾向にあります。
狼谷(沢道)
もみじ谷に並行して進む谷。ほとんど利用者はなく、かなり荒れた感じの谷。カヤンボからもみじ谷を進むと狼谷への分岐がある。大日岳の前後に辿り着くが、かなりの勾配および藪漕ぎで登り下りとも苦労する。
カヤンボ谷(沢道)
砂防堤にかかる梯子で有名なルート。カヤンボから入渓し、サネ尾、ダイトレに抜けて行きます。山頂側は、派生ルートが多いようです。あまり整備されていないので、夏場はかなりブッシュに悩まされるルートではないでしょうか!?
カヤンボ谷の支谷を通って、サネ尾上がることができますが、かなりハードです。
()石ブテ西谷(難易度高、沢登り)
北ルートでは、石ブテ東谷と並んで難関ルート。大きな滝には、ロープはあるものの巻き道はなく直登を余儀なくされる。あまり人が立ち入らないのか、倒木が多い地帯や苔生す谷のイメージが強い。ただ、山頂側の植林地帯は平坦な沢でルートの前後半で大きく変わる。
太尾東尾根(一般的な尾根道、急坂)
山頂から大日岳を経由し、六道ノの辻(分岐)→太尾塞跡(分岐)→一ノ背で西尾根と東尾根に分岐する。水越峠公共駐車場に行けるため、水越峠側から便利。原則、植林地帯の中を進む尾根道で誰でも利用できる一般的なルート。
林道ガンドガコバ線(旧林道)
近年、開拓整備が進み、太尾塞跡近くまで車で通れる道幅が確保されている。北ルートの多くのルート起点となるカヤンボまでは、この林道を利用する。
ガンドガコバ廃林道(ブッシュ、急登、廃林道)
水越峠からガンドガコバ林道を登り、途中の越口から太尾塞跡に向かう林道。現在は、廃道となっていてブッシュに覆われています。二股に分かれた場所から尾根に登れば太尾塞跡へ行けますが、かなりの急登を余儀なくされます。また、谷の最終部は、崩落があり登ることは不可能です。
サネ尾(一般的な尾根道、急坂)
カヤンボから尾根に取り付くルート。カヤンボから標高900m地点まで一気に登る急登が最初にあります。尾根道は、自然林も多く、葛城山を見ることもでき紅葉の季節に登ってみたいルート。山頂近くで、もみじ谷、カヤンボ谷からの合流がある。
水オシロ谷(沢歩き、ブッシュ、堰堤)
林道ガンドガコバ線(ダイトレ)の右側を流れる谷です。水越峠バス停前から始まるこの谷へは、太尾東尾根道の途中から支谷を通って入渓します。ブッシュに覆われ数多くの堰堤が遡行を阻んでいます。落葉している季節以外は、遡行は困難を極めると思います。

【森屋、水分、青崩からの登山道/西ルート】
()小峠谷(難易度高、ロープなし、沢登り)
葛城登山口バス停から入渓する沢登りルート。前半の大きな堰堤、落差のある滝にはロープはなく、クリアするのはかなり困難を極めます。その後もロープはなく、あまり人が立ち入らない谷です。終盤は、水分道に合流(急登・アリ地獄)するか、青崩道へ上がることになります。十分注意が必要なルートです。
()下峠谷(難易度高、ロープなし、沢登り)
金剛山の秘境と呼ばれるルート。途中、「鉄砲滝」と呼ばれる美しい滝があります。滝が多く、直登したり斜面を巻いたりと思いのほか時間を要するルートです。また、ロープがなく装備によってはかなり危険を伴う場合がありますので、上級者向けと思われます。
足谷林道(沢沿いの林道、長距離)
二河原邊から続く林道足谷線を通り、日暮で赤阪山(泣石道)へ通じるルート。日暮から足谷沿いに進むと伐採地を抜け青崩道にも行けます。但し、作業中は作業の邪魔にならないように!
坊領山(一般的な尾根道、長距離)
森屋、二河原邊から上赤阪城跡を経由して青崩道まで続くルート。途中、足谷林道やサンマイ谷への派生が数か所あります。また、この周辺は林業の作業道や昔の生活道、山道があるようです。
泣石谷道(一般的な尾根道、長距離)
千早赤阪メモリアルパークの先国道309号沿いから道は始まります。前半は、泣石谷を遡行しますが、途中から尾根に登り植林地の中を進みます。水分道に合流し青崩道を経由して山頂へ続きます。
池ノ谷道(一般的な尾根道、長距離)
千早赤阪メモリアルパーク横から道が始まります。主に植林地を通る道ですが、途中にある鉄塔付近はかなりの藪漕ぎになります。
●池ノ谷(ひどい倒木、ロープなし、沢登り)
千早赤阪メモリアルパーク横から道が始まります。池ノ谷道と同じ道を進み、途中で沢沿いに入渓します。沢登としては難易度は低いものの、大量の倒木が谷を塞いでいるので、谷を詰めるのはお勧めできません。

【奈良側からの登山道/東ルート】
郵便道(一般的な登山道、植林地)
高天彦神社から登る登山道。昔、郵便物を葛木神社社務所に届けるために使われていたと言われている。整備が行き届いていて、歩きやすい登山道です。登山道周辺にイカリソウの群生が見られる。また、数か所分岐もありバリエーションもあります。
久留野道(一般的な登山道、植林地)
カラソ(白高大明神石碑)からダイヤモンドトレール(久留野峠)を結ぶ道。植林地を進みますが、笹やシダ類、広葉樹の低木もあり、緑が目立つ。途中、クソマル谷への分岐があります。
()クソマル谷(難易度高、沢登り)
久留野道から分岐して、ダイトレまで続く沢道。ほとんど人が通ることがなく、間伐の倒木が多く、ブッシュも多い…道を自分で探りながら登ることになります。後半部に、クソマル斜瀑、クソマル滝、もみじ滝と連続する…それぞれ長さもしくは落差があり、ロープはあるもののかなり危険。その後、ダイトレ合流までもかなりの急登。
()イワゴノ谷(難易度高、ロープなし、沢登り)
伏見排水池横からダイトレまで続く沢道。落差のある大きな滝が2か所あり高巻きを余儀なくされるが巻き道も危険。大小滝が連続するため沢装備が必須。また、高巻き、倒木個所があり登山靴が必要となる箇所もある。全体的に荒れた谷で、崩落個所も多く、単独遡行は危険。十分な装備と経験が必要です。
()高天谷(難易度高、ロープなし、沢登り)
高天滝の右横から上に登り入渓します。落差のある滝、堰堤、小滝の連続をロープなしに登ることになります。途中、倒木で沢が塞がれている場所もあります。全体的には、明るい感じの谷で自然豊かで秘境感たっぷり。最後で谷が二股に分岐…郵便道に通じる方には大きな滝、ダイトレに通じる方には長い滑滝があります。十分な装備と経験が必要です。
●マツバカケ尾(一般的な登山道、植林地)
ダイトレから郵便道に入る右側に入り口があります。
百々川(谷道、急登、梯子)
「どどがわ」と読みます。滝らしい滝はない代わりに大小様々な堰堤があります。コンクリート製のものもあれば、間知石で造られたものもあります。大きな堰堤につけられた鉄筋製の梯子を登るのは、かなりスリルがあります。また、ダイトレ合流近くの尾根への取りつきは、かなりの急登で難所のひとつです。
●百々川南尾根(一般的な登山道、植林地)
ダイトレ(パノラマ台道)から橋本院を結ぶ登山道。白雲岳山頂を経由しても行けます。
天ヶ滝新道(一般的な登山道、主として植林地)
JR和歌山線の北宇智駅から登山道へアクセス。
久留野峠と伏見峠間のダイトレに通じる古い登山道です。途中、天ヶ滝を見ることができます。主に植林地を進む安全な道です。登山道と北宇智駅までの距離があり長距離コースとなります。途中、新欽明水があります。
●小和道・北宇智道(一般的な登山道、主として植林地)
JR和歌山線の北宇智駅から登山道へアクセス。
高宮廃寺跡、石寺跡、葛城第二十経塚がある古道で、伏見道に合流して、ダイトレ(伏見峠近く)まで続きます。途中、欽明水があります。天ヶ滝新道より荒れた感じがあり、利用者も少ないようです。

6 件のコメント:

  1. これだけ詳細な金剛山の登山案内は、おそらく他にありません。残されたルートはあとわずか・・ぜひ、完璧な登山案内になりますよう、祈念いたします。

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    1. arajinさん、過分なおことばありがとうございますm(_ _)m

      私は、登山(山歩き)を始めたばかりの初心者です。
      自分で歩いた道を折角なのでブログに載せていますが、登山ルート(派生を含め)の豊富さに驚いています(^_^;)

      arajinさんのことは、キバラーさんのページやmixiで拝見しております。単独が多い私にとっては、キバラーさん共々、お手本にさせていただいてます! 拙いブログですが、今後ともよろしくお願いします♪

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  2. はじめまして。
    金剛山大好き人間で、いつも貴ブログを参考にさせて頂いております。
    詳しいルート説明は本当にありがたいです。
    ところで、いつも気になることがひとつあります。
    水越峠からガンドバコバ林道を登っていき、金剛の水の少し手前あたりの
    林道右側にコンクリートの小さな橋があります。
    この橋を渡ればどこへ続いているのでしょうか?
    いつもほとんど一人で歩いているので、冒険はしません。
    ご存じのならご教示下さい。

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    1. katatumuriさん、初めまして!
      返信遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m

      ご質問の小さな橋は、廃林道へ続く小橋だと思います。最近、登ったばかりですが、林道もしくは堰堤施工のための道だったと思われます。太尾塞跡まで行けますが、ブッシュと尾根の急登になります。沢は、堰堤が多く、最後は登ることができません。
      ブログで「ガンドガコバ廃林道」として、紹介していますのでご覧ください。

      これからもよろしくお願いしますね(^_-)-☆

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    2. 崎山さんへ
      ブログ「ガンドガコバ廃林道」を拝見しました。
      私には困難な道だということがよくわかりました。
      安全な金剛山登山をめざします。
      ありがとうございました。

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    3. katatumuriさん、廃林道なので道もあり比較的安全ですよ^^ ただ、夏場はブッシュで覆われていると思います。太尾塞跡へ続く尾根への取りつきが急なので、そこさえクリアできれば・・

      私も単独行動なので、お互い無理はしないようにしましょうね(^^ゞ

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