【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2013年5月31日金曜日

八ツ淵の滝(2013.5.18)【1】

平成25年5月18日
【登頂ルート】
ガリバー青少年旅行村~魚止の淵~障子ヶ淵~唐戸の淵
大摺鉢~小摺鉢~屏風ヶ淵~貴船ヶ淵~七遍返し淵
※このルートでは、鎖やロープ、梯子などを利用して登攀する箇所が多くあります。また、急登、沢渡りなど滑落などの危険が伴います。死亡事故も起こっています。初心者の単独遡行や観光目的では利用しないようにして下さい。

八ツ淵の滝(2013.5.18)【1】

滋賀県で唯一「日本の滝100選」にも選ばれている八ツ淵の滝…武奈ヶ岳の北東に端を発する鴨川源流にかかる名瀑です。下流から、魚止の淵、障子ヶ淵、唐戸の淵、大摺鉢、小摺鉢、屏風ヶ淵、貴船ヶ淵、七遍返し淵と続き、美しい渓谷美を見ることができます♪

魚止(うおどめ)の淵
アメノウオ(アマゴ)などの魚が上ることのできる最終地であるといわれることからこの名がつけられたようです。淵の水深は浅く、沢装備があれば直登可能だと思います。

魚止(うおどめ)の淵
魚止(うおどめ)の淵の上流の小滝
魚止(うおどめ)の淵の上流の小滝
障子(しょうじ)ヶ淵
淵の周囲や底の岩石に、障子の桟に似た線が入っていて、名前の由来となっているようです。

障子(しょうじ)ヶ淵
障子(しょうじ)ヶ淵
鎖を伝って、沢を反対側に渡ります…岩は滑りやすく注意が必要です。また、お天気や水量によっても難易度が違うので、気をつけましょう!

障子(しょうじ)ヶ淵
足がかりが少なく、滑りやすくなっているので登山靴で登る時は注意が必要です。

障子(しょうじ)ヶ淵
障子(しょうじ)ヶ淵
障子(しょうじ)ヶ淵
梯子はしっかり固定されていますが、滑りやすいので慎重に登って下さい。

左:大摺鉢(おおすりばち) 右:唐戸(からと)の淵
唐戸(からと)の淵
滝は中規模ですが、細長い淵の水深は八ツ淵の滝の中でもっとも深いといわれています。
唐戸(からと)の淵
大摺鉢(おおすりばち)
60坪ほどの広さの摺鉢型。滝は傾斜した岩石の上を滑るようにして流れています。淵の大岩に彫られている「八徳」の元字は大正11年、現地を訪れた堀田知事が書き込んだものといわれてます。

大摺鉢(おおすりばち)
夏場にここで水浴びすれば気持ちいいでしょうね(笑)

大摺鉢(おおすりばち)
大摺鉢(おおすりばち)
大摺鉢(おおすりばち)の上流部
大摺鉢(おおすりばち)の上流部
大摺鉢(おおすりばち)の上流部
小摺鉢(こすりばち)周辺
小摺鉢(こすりばち)
四方を数個の大岩が取り囲む摺鉢状の淵で、広さは大摺鉢の約10分の1程度です。

小摺鉢(こすりばち)周辺
屏風(びょうぶ)ヶ淵
別名・長瀬とも言われ、周囲の岩石が屏風を巡らせた形に似ていることから名前がつけられたそうです。

屏風(びょうぶ)ヶ淵
屏風(びょうぶ)ヶ淵
下:屏風(びょうぶ)ヶ淵、上:貴船(きぶね)ヶ淵
貴船(きぶね)ヶ淵
登山道は、沢沿いにしっかり整備されていますが、沢を横切ったり、鎖や梯子を利用してクライミングやトラバースする箇所が点在します。崩落により道幅が狭くなっていて滑落しやすい場所も多くあります。下山に利用するのは、お勧めしにくいルートです(;'∀')

2013年5月30日木曜日

天ヶ滝新道(2013.5.3)【2】

平成25年5月3日
【登頂ルート】
JR北宇智駅~藤岡家住宅~登山口駐車場~天ヶ滝新道
天ヶ滝~新欽明水~ダイトレ合流~伏見峠~ちはや園地
【下山ルート】
ちはや園地~伏見峠~北宇智道(小和道)~欽明水
葛城第20経塚~石寺跡~高宮廃寺跡~村落~JR北宇智駅

天ヶ滝新道(2013.5.3)【1】【2】【3】

天ヶ滝までは、登山口から沢沿いに進む道があったようですが、崩落で通行ができないようです。また、登山口手前からクソマル谷右尾根を登るルートも地図には破線で示されています。

カシミール3DのGPSログ表示
GPSデータの断面図
カシバードでの3D画像
登山口にある駐車場を通って登ります
この先、左側斜面に登山道は登っていきます
途中、ホウチャクソウの群生がありました
登山道は、右側に登っていきます
蛇行しながら登山道は登りが続きます
植林地の中を進む登山道ですが、低木が多く緑豊かです
道には細かなガラ石が多く、足元に注意しながら登ります
稜線にたどり着くと緩やかな登りになります
所々に標識も設置されていて道に迷うことはありません
少し進むと右側の視界が開けてきます
見えている山は、白雲の峰辺りでしょうか??
広葉樹も混ざり穏やかな尾根道が続きます
ミヤマシキミやアオイなどの低木が目立ちます
天ヶ滝への分岐が見えてきます
休憩所…北宇智駅の時刻表はありがたいかも・・
天ヶ滝へは右側の道を下っていきます
途中にかけられた橋を渡ると滝はすぐです
狭まった谷の先に落ちる天ヶ滝
数段に落ちる滝は落差があり美しい姿です♪
水量もあり金剛山の中では名瀑のひとつだと思います

天ヶ滝新道は、意外と利用者も多く、途中数人の方とすれ違いました。登山口の駐車場を利用すれば、北宇智駅から歩くより約1時間弱は短縮できます。小和道(北宇智道)と組み合わせれば、歴史を感じながら一日山歩きを堪能することができます(^-^)