【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年1月27日月曜日

金剛山・中尾の背(2014.1.25)

日時:平成26年1月25日(土)
【ルート】
青崩駐車スペース→林道→丸滝谷沢筋→中尾の背分岐→中尾の背→大日岳→山頂
下山は、同ルートをピストン
天気:晴れのち曇り
メンバー:単独
装備:アイゼン、ピッケル、ハーネス、30mロープ+ATC
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

中尾の背は、金剛山の登山ルートの中でもサネ尾、石ブテ47番と並び有数の急勾配ルートで知られています。その中でも、補助ロープが張られるほど勾配はきつく、怪我をされる方も多いルートです。


今回は、アイゼンワーク、ピッケルワーク、ロープワークの練習のため、人が少なくゆっくり練習できるこのルートを選びました。

青崩(水越峠側)の石筆橋から林道へ入ります
林道へ入ってすぐ、太尾西尾根への分岐
見慣れた砂防ダム
林道終点…昨年の台風被害で鉄橋が流され、堰提に引っかかってました
丸滝谷への沢は大きく開け、かなり風景が変わっていました
登山道は右手上に通っていますが、アイゼンをつけて岩場を進みます
かなり流されたのでしょうね!? 沢の雰囲気が変わっていました
シノブ苔? 岩につき綺麗でした♪
石ブテ東谷への入口(巻き道)
石ブテ東谷の滝も周りが削られ雰囲気が違う??

昨年の台風の影響は、金剛山では思いのほか甚大だったようです。林道終着点だけではなく、沢風景は大きく変わっているようです。大好きな石ブテ東谷も気になりましたが、今回は中尾の背に取りつきました。

中尾の背への取りつきも崩落で登り辛くなっていました。

できるだけロープは使わずに、アイゼンとピッケルワークを試行錯誤
距離は短いですが、補助ロープがないと辛い急登です
高度を上げるにつれ、少しずつ残雪が見られるようになってきました
この辺りでは、ピッケルは用済み、アイゼンも必要ありませんが、
ミックスコースでのアイゼンに慣れるため付けたまま進みます
所々痩せた尾根もあります…紅葉時は良い雰囲気の場所です♪
この日は、やたら小動物の足跡が目立ちました…タヌキかキツネですね♪
中尾の背は、短い尾根ですが起伏があるのでアップダウンが続きます
登ってきた道を振り返るとこんな感じ
最後の登り…アイスバーンになっているので、アイゼンは付けていた方が安全です
丸滝谷、石ブテ東谷との合流地点
石ブテ尾根道との合流地点
六道の辻…太尾尾根との合流地点
大日岳の山頂
最近登る大峰や台高山地を見ることができます
山頂へ行った後、ここでのんびり&まったりと昼食(^◇^)
下りも迷った挙句、中尾の背を下ることに…
ロープとATCを使って懸垂下降の練習をしながら下りました(^_-)-☆

中尾の背は、金剛山のルートの中ではマイナーな登山道で人の往来はあまりありません。秋には丸滝谷側の自然林の紅葉が素晴らしく、私は大好きです。ただ、凍結時や湿った落ち葉が多い時は、かなり滑りやすく、利用される方は十分注意して登って下さい。

2014年1月25日土曜日

高見山の登山道(2014.1.11)

日時:平成26年1月11日(土)
【ルート】
たかすみ温泉駐車場→高見杉→国見岩→ 高見山山頂
天気:曇り時々吹雪(強風)のち少しだけ晴れ間
メンバー:単独
装備:登山靴忘れて沢靴(笑)、登りアイゼンなし、下りアイゼン着用
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

台高山地の高見山は、その山姿から関西のマッターホルンと呼ばれ、冬は綺麗な霧氷が見られることで有名です。関西地区からのアクセスも良く、冬期は霧氷バスも出ています。


山頂を目指すルートは、いくつかあるようですが、今回はたかすみ温泉からの一般的なルートを登ってきました。

たかすみ温泉の駐車場に置かせていただきました
平野川を渡って左に折れると登山口へ
橋を渡って左に折れるとすぐ登山口
植林地帯を進み、何カ所か堰提があります
登山道を登り始めた頃は、積雪もなく単調な道が続きます
登山道が沢に下りていく場所辺りから積雪が見られるように…
樹齢700年と伝えられる高見杉…避難小屋があります
登り傾斜が少しずつきつくなり高度を上げていきます
杉谷平野分岐…ここから山頂までは、それまでの景色とは一変します♪

杉谷平野分岐からは、それまでの景色とは一変し、霧氷が見られるようになります。

分岐から先は、山頂へ向かっての登りが続きます
木々の枝には、形状がハッキリした霧氷を見ることができました♪
高度を上げるにつれて、森全体が霧氷に包まれ始めます
国見岩…神武天皇が登って国を視察したと言われてます
息子岩…左下の谷にある岩に石を投げて当たると男の子が授かると…
高見山の霧氷は、本当に姿が綺麗です(^_-)-☆
揺岩(五郎宗岩)…「多武峰 大職冠 藤原鎌足公」と三度唱えると
この岩が揺るぎだしたと言われています??
お天気はイマイチでしたが、最高の冬景色♪
延々と続く霧氷のトンネル
笛吹岩…高見山の開祖聖人が笛を吹いていた岩??
笛吹岩からの眺望は残念ながら・・(^^;
冬だからこそ体験できる幻想的な登山道
開けた尾根に出るとより大きな霧氷が見られます♪
西からの季節風が織りなす冬景色…山頂はすぐそこです
山上の高角神社…道案内を勤めた八咫烏を祀ると言われてます
山頂にある展望台…天気が良ければ奈良の山々を見渡せます♪

天気予報に反して青空はなく、厳冬期を思わせる冬の景色…個人的には、中途半端な曇り空より冬山を味わえるお天気で良かったと思ってます(^0_0^) 高見山の標高は1000mそこそこですが、地理的な条件が霧氷の成長に適しているようです♪