【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年6月28日土曜日

大普賢岳周回ルート【2】(2014.6.14)

日時:平成26年6月14日
【ルート】
和佐又山ヒュッテ→笙の窟→日本岳コル→石ノ鼻→小普賢岳→小普賢岳コル→大普賢岳
水太覗→稚子泊→七つ池→七曜岳→無双洞・水廉の滝→和佐又のコル→和佐又山ヒュッテ
天気:曇り時々晴れ
メンバー:単独
装備:登山靴
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

大普賢岳周回ルート【1】
大普賢岳周回ルート【2】
大普賢岳周回ルート【3】

大普賢岳から七曜岳へは、大峰奥駆道を通ります。シロヤシオやシャクナゲ、サラサドウダンなどが見られ、気持ちの良い稜線を歩きます。

大普賢岳から水太覗へ急な下りが続きます

水太覗は、眼下に水太谷、左側には大普賢岳、小普賢岳、日本岳から笙の窟尾根への綺麗な山容を望むことができます♪ また、遠く大台ケ原、台高山地の山々を見ることもできます。

水太覗…稜線の左側が大きく開けています
水太谷と大普賢岳から笙の窟尾根の稜線

水太覗から国見岳までは、ピークを巻きながら歩きやすい尾根道が続きます。

シロヤシオに囲まれ、林床には笹が敷き詰められています
シロヤシオやシャクナゲに混ざり、サラサドウダンが咲いていました
ここを少し上がると国見岳山頂…展望はありません

国見岳から七曜岳までは、アップダウンがあり、鎖場や鉄筋の梯子、トラバースなど変化に富んだ登山道が続きます。

岩場の激下り…写真程の高度感はありませんが、慎重に!
足元の悪い斜面のトラバース
左斜面はかなり急なので、鎖を補助に慎重に!

大峰山系では、苔に覆われた森林風景をよく目にします。木々や岩などに色々な苔がつき、幻想的な風景を楽しむことができますね(^0_0^)


大峰奥駆道は修験道の道として有名な場所で、要所に行場や宿跡などがあります。宿跡辺りは平坦な場所が多く、テント泊などに適しています。

第六十行所/稚子泊
第六十行所/稚子泊
登山道から見える大普賢岳から笙の窟尾根方面
辺り一面が苔に覆われた美しい風景
七つ池
池と言っても水はありません
谷間をシロヤシオとシャクナゲの落花が覆っていました
古びた木橋…腐りかけているので注意(^^;

七曜岳までは鎖場や梯子、桟橋などが多くありますので足元に注意!


周回道の分岐手前にある七曜岳は狭い岩稜の山頂ですが、バリゴヤノ頭や鐵山、弥山の眺望が良く、私の好きな場所でもあります^^

七曜岳山頂は、岩場になっていて狭いです
ここで弁当とビールで休憩しました
山頂から少し前に登った鐵山が霞んで見えていました
大普賢岳から七曜岳までの大峰奥駆道は、眺望が開けている場所も多く景色を楽しみながら歩くことができます。また、鎖場など変化のある登山道も飽きることがありません♪

2014年6月26日木曜日

金剛山のササユリ(2014年6月)

【撮影日】平成26年6月21日
【撮影場所】金剛山
【天気】曇り
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2
【参照文献】ウィキペディア

※希少植物の採取は法律(自然公園法)に違反することがあります。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。

3年前金剛山に登り始めた頃に偶然見つけたササユリ…その当時すでに5輪の花芽をつけていました。昨年は、何故か花数も少なく印象に残っていなかったのですが、今年は9輪もの花芽をつけています♪
茎の径も他のササユリより断然太く、花の重みで開花と同時に大きくたわんでしまいます(^^;

ササユリ(笹百合)
学名:Lilium japonicum
ユリ科ユリ属の球根植物(多年草)
別名:地域によっては「ヤマユリ」と呼ぶ
本州中部地方以西から四国・九州に分布する。
成株の茎は立ち上がり、葉は互生する。葉はやや厚く、披針形で長さは8-15cmである。5月-7月頃に淡いピンク色の花を咲かせる。花被片の長さは10-15cm位で漏斗状に反り返る。雄しべは6本で芳香がある。花粉の色は赤褐色であり、オトメユリと区別するポイントになる(ただし花粉の色が黄色のササユりも存在する)。希に花が純白のアルビノのものもある。葉や茎が笹に似ていることからこの名がある。
市や町の花に指定している自治体が多い。

数日前の蕾の状態
4日後の開花状況

10-11月頃に朔果が熟し、種子は風に乗って広がる。初めて地上発芽するのは通常翌々年の春である(地下遅発芽様式)。初花を咲かせるまでに種子から約7年以上(野生の場合)の歳月がかかる。
また、花芽は毎年ひとつずつ増えていくとも言われ、この子の推定年齢は、16歳前後(笑)


最近、金剛山でも登山道のあちらこちらでササユリを見かけるようになりました。個体数は間違いなく増加しているのだと思います。ただ、これだけの大きな株になるまで、生き延びた個体も珍しいかもしれません。これからどこまで大きくなるのか楽しみです(^0_0^)

2014年6月23日月曜日

大普賢岳周回ルート【1】(2014.6.14)

日時:平成26年6月14日
【ルート】
和佐又山ヒュッテ→笙の窟→日本岳コル→石ノ鼻→小普賢岳→小普賢岳コル→大普賢岳
水太覗→稚子泊→七つ池→七曜岳→無双洞・水廉の滝→和佐又のコル→和佐又山ヒュッテ
天気:曇り時々晴れ
メンバー:単独
装備:登山靴
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

大普賢岳周回ルート【1】
大普賢岳周回ルート【2】
大普賢岳周回ルート【3】

このルートを歩くのは2回目…前回は、和佐又口からだったこともあり、最後はヘッデンつけるハメに(^^; 今回は、ゆっくりルートを探索したかったので、和佐又山ヒュッテからの周回。



和佐又山ヒュッテには、オオヤマレンゲの群生があり、この日も登り始めと終わりにゆっくり撮影してきました。(和佐又山ヒュッテのオオヤマレンゲ

和佐又山ヒュッテのオオヤマレンゲ群生地
和佐又山ヒュッテ近くの登山口
岩の窟群まで尾根道をゆるやかに登って行きます
シタンの窟
朝日窟
笙の窟
笙の窟上部の岩場
笙の窟上部の岩場
鷲の窟
日本岳のコル
石ノ鼻へ登る鉄製の梯子

石ノ鼻
この日は、少しガスがかかり眺望は今一つでしたが、石ノ鼻からの眺めは最高♪


石ノ鼻を過ぎると道は厳しくなってきますが、シロヤシオ、サラサドウダン、コイワカガミが綺麗に咲いていました^^

シロヤシオ
サラサドウダン
コイワカガミ

小普賢岳の下
前回登らなかったので小普賢岳の山頂へ…眺望は無し(^^;
小普賢岳からコルへ一旦激下り
小普賢岳のコル
地獄谷方向…地獄谷から登ってくることができるそうです!?

小普賢岳のコルから大普賢岳へは、梯子、鎖場、桟橋などが続く急登です。


急登が終わると大峰奥駆道の出合へ
出合から尾根伝いに登ると山頂へ

大普賢岳からの眺望も素晴らしく、大峰の山々や大台ケ原、台高山地を望むことができます♪


一般的な登山道ですが、石ノ鼻を過ぎた辺りから鎖場や梯子が続き、滑落には注意が必要です。また、アップダウンがきつく、思いのほか体力も必要です。七曜岳経由の周回には、山頂から4時間程度は必要ですので、周回される方は計画的に('◇')ゞ