【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2012年8月31日金曜日

下峠谷ルート(2012.8.25)【4】

平成24年8月25日(金剛山60回目)
※このルートは、危険な場所が多くあります!!
 沢登りの経験がない方は、立ち入らないようにして下さい!!
【登頂ルート】
青崩公衆トイレ付近~国道309号線~下峠谷入渓~鉄砲滝
下峠谷~三股分岐(階段上の大岩)~下峠谷~赤阪山(三等三角点)
泣石谷道~青崩道~セト~黒栂谷道~山頂
【下山ルート】
山頂~黒栂谷道~セト~泣石道分岐~伐採作業地~足谷道~二河原辺橋
国道309号線~青崩公衆トイレ付近

下峠谷ルート(2012.8.25)【1】【2】【3】【4】【5】【6】

前半の穏やかな谷道を登って行き、泣石谷道に近づくと谷は三俣に複雑に分岐します。前回初めて遡行した時は、この場所は二股だと思っていました。登山靴で大きな岩の滝と細長い滝を直登できず、本谷とは違う谷を登り詰め泣石谷道に合流しました。
今回は、沢タビでの遡行なので大岩の滝を直登しましたが・・・??

三俣分岐の地図とGPSの軌跡です
下から見ると大岩の滝と細長い滝が別々の谷だとわかりませんでした
細い谷の流れに沿って滝を直登して行くと大きな岩が見えてきます
ここが三俣分岐の場所…それまでと違い荒れた雰囲気がします
一番手前の大岩の滝…実はこの上にも滝が続いていました
真ん中の細く流れる滝…この滝上が下峠谷の本谷です
一番奥にある長く続く滑滝…前回遡行時はこの滝を登りました
滝の形状から判断して、ホールドしやすそうな大岩の滝を選択
登山靴では登ることは困難ですが、沢タビなら登れそうです^^
意外と足がかりが少なく、滑るので慎重に
下からは見えなかったのですが、上にも滝が続いていました
おそらく、ここで右の本谷へ移動できたのではないかと思います
見た目より傾斜がきつく岩肌がよく滑ります…倒木も朽ちていました
岩盤が弱く、うかつに持つと落石の原因に(+_+)
かなり慎重に登りました…今までで一番怖かったかも(@_@;)
登りつめると狭く閉ざされた谷の様相
細く長く流れる滝が見えてきました
倒木も多くかなり荒れた谷道…ここで地図を確認
二股だと思っていた谷は、実は三俣だったことを認識…ルート修正へ
ルート修正…大岩の滝上の谷から右の中尾根を縦断
藪漕ぎ、急騰になりましたが、本谷へ移行できました(^_^;)
谷は広く、水量は少ないものの小滝が次々と現れます
ここでもヘビの赤ちゃんに遭遇…たぶんヤマカガシです!?
少し荒れた感じですが、明るい谷道を遡行
最初は植林地の中を穏やかに登る感じです

下峠谷での最大の難所とも言える三俣分岐…前回と合わせてふたつの谷を遡行しました。前回の長い滑滝も登山靴では、まともに登ることは難しく斜面を急登して、強引に泣石谷道まで登りました。今回は、大岩の滝を沢タビで直登しましたが、岩盤が弱くかなり危険な登攀となりました。次回は、本谷を赤阪山まで登りつめる最終区間です。

2012年8月30日木曜日

下峠谷ルート(2012.8.25)【3】

平成24年8月25日(金剛山60回目)
※このルートは、危険な場所が多くあります!!
 沢登りの経験がない方は、立ち入らないようにして下さい!!
【登頂ルート】
青崩公衆トイレ付近~国道309号線~下峠谷入渓~鉄砲滝
下峠谷~三股分岐(階段上の大岩)~下峠谷本流~赤阪山(三等三角点)
泣石谷道~青崩道~セト~黒栂谷道~山頂
【下山ルート】
山頂~黒栂谷道~セト~泣石道分岐~伐採作業地~足谷道~二河原辺橋
国道309号線~青崩公衆トイレ付近

下峠谷ルート(2012.8.25)【1】【2】【3】【4】【5】【6】

倒木で塞がれた分岐を右の本谷に進むと、谷幅が狭くなり落差のある滝が姿を現します。下峠谷では、鉄砲滝と並んで直登できなかった滝です。その後も小滝が連続して楽しませてくれる谷道です♪ それと花期は過ぎていましたが、イワタバコが非常に多く見られました。来年は、イワタバコの咲く時期に是非登ってみたいと思います(^^ゞ

少し谷幅が狭まった沢を登って行きます
小滝の向こうに落差のある滝が見えてきます
やや角度のある滝ですが、直登するには技術と装備が必要かな?
奥まった所にあるので休憩するにはイイ感じです
倒木を立てて直登にチャレンジしましたが・・断念(苦笑)
滝の左斜面を登り巻き道へ…滝を見ながら進みます
滝の上は、緩やかな流れが続く開けた沢道です
両側の斜面も緩やかで、植林地を穏やかに進んで行きます
ガラ石が少ないということは、崩落があまりないのでしょうか?
どこまでも続く岩肌を滑る沢の流れ
所々に現れる小滝…この区間は比較的なだらかです
進んで行くと大きな岩…ここで谷が二股に分岐しています
岩には多くのイワタバコがついていました…ここは右側を進みます
倒木にもイワタバコの花が咲いていました♪
分岐の先は谷が狭くなってきます
ブッシュも多くなって谷の様相が少し変わってきました
ここから長く続く滑滝
細く流れる滝…石ブテ東谷にもこのような滝がありました
ホールドできるところが少ないのでバランスを保って
やはり水の流れの中の方が足がかりがあります
上から見るとこんな感じ…楽しく登りました♪
沢で出会うとは思わなかった(+_+)…赤マムシ

人があまり入らない谷は、とかく荒れた感じがあるのですが…下峠谷は、崩落場所も少なく、倒木やブッシュも比較的少ない綺麗な谷道だと思います。沢の中を遡行することが多いので、できれば沢靴や沢タビの準備をされる方が良いと思います(^^)v 但し、沢登りとしては、前半は少し物足らないかもしれません(笑)

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2012年8月29日水曜日

下峠谷ルート(2012.8.25)【2】

平成24年8月25日(金剛山60回目)
※このルートは、危険な場所が多くあります!!
 沢登りの経験がない方は、立ち入らないようにして下さい!!
【登頂ルート】
青崩公衆トイレ付近~国道309号線~下峠谷入渓~鉄砲滝
下峠谷~三股分岐(階段上の大岩)~下峠谷本流~赤阪山(三等三角点)
泣石谷道~青崩道~セト~黒栂谷道~山頂
【下山ルート】
山頂~黒栂谷道~セト~泣石道分岐~伐採作業地~足谷道~二河原辺橋
国道309号線~青崩公衆トイレ付近

下峠谷ルート(2012.8.25)【1】【2】【3】【4】【5】【6】

下峠谷前半の見所は、何といっても鉄砲滝です。
綺麗に二段に落ちる滝は、ほぼ直瀑でその姿は、ツツジ尾谷の二ノ滝に似ているのではないでしょうか!? 奈良側に比べると大阪側の谷は、水量はそれほど多くないような気がしますが、優雅に流れる姿はとても美しいですよ(^_-)-☆

鉄砲滝…二段に流れ落ちる優雅な姿が美しい♪
豊かな水量はマイナスイオンの源…飛沫を浴びてリフレッシュ
ほぼ直瀑…ザイルなしでの登攀は断念(^_^;)
ブレブレですが、シャッター速度を落として一枚
滝の左斜面に巻き道があります
滝の上から見下ろすとほぼ直角に流れが落ちています
沢はガラ石ではなく、滑らかな岩肌で構成され美しいです
次々と小滝が現れ、谷を緩やかに登っていきます
深い所で膝辺り…この時期暑さを忘れさせてくれます(^_-)-☆
流れの美しい小滝…木漏れ日があたり幻想的な空間を見せてくれました
迷わず水の流れの中を直登…気持ち良いです♪
谷は所々で分岐しています…原則、水量の多い方を進みます
この辺りは、滑らかに流れる平坦な場所
全体的に明るい谷です…特に植林地を通っている時は広い空間
倒木にも多くの苔がつき風景に溶け込んでいますね
小滝ですが、ホールドする箇所が少ない滝は登り難いですよ(^_^;)
指がかかればOK…ちょっと握力がいるかも(笑)
沢タビでも気をつけないと滑ります(汗)
陽あたりの良い場所に出ると谷が二股に分岐しています
左側の谷は植林地に向かって開けています
正面の谷は、倒木で塞がれています
本流は、正面の倒木で塞がれた方です…間違えやすいので注意!

下峠谷もあまり人が入る谷ではなく、目印のテープもなく、ロープもありませんが、前半はのんびりと自然を楽しみながら登ることができます♪ ただ、ほとんど沢の中を遡行することになるので、沢装備をして行くことをお勧めします(^^) また、後半はかなり危険な場所もあるので、十分な予備知識が必要だと思います。

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