【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年6月13日金曜日

大峰・双門ルート(ザンキ平~狼平)

日時:平成26年5月24日
【ルート】
熊渡→金引橋手前(分岐)→白川八丁→釜滝→一の滝・二の滝(吊り橋)
仙人嵓テラス(双門の滝)→ザンキ平→河原小屋跡→聖門滝→狼平
天気:晴れ
メンバー:単独
装備:登山靴、ハーネス、30mロープ、ヘルメットなど
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

このルートはクライミングや岩場歩き、沢の渡渉などの複合技術と下半身に加え、上半身の筋力も必要です。また、天候によって難易度ががらりと変わると思います。興味本位では立ち入らない、また、スキルの伴わない方を同行されるのも絶対やめたほうがいいと思います。

①大峰・双門ルート(熊渡~一の滝・吊り橋)
②大峰・双門ルート(一の滝・吊り橋~ザンキ平)
③大峰・双門ルート(ザンキ平~狼平)

ザンキ平までの危険な登山道と比べると、ザンキ平から狼平までの登山道は、比較的安全に歩くことができます。登山道の様相も尾根主体から沢主体に変わり、変化を楽しむこともできます♪

ザンキ平から弥山川へ下っていきます
落石に注意しながら激下り
弥山川に下り立つとエメラルドグリーン♪
沢からもう一度離れ山腹の登山道を進みます
ガレ場をトラバース
浮き根地帯に走る鉄梯子

眼下にはエメラルドグリーンの沢風景
ここから再度弥山川へ
この辺りの右岸に弥山小屋があったそうです
沢沿いに進んで行くと大崩落地帯…この崩落で弥山小屋が東海
背丈をはるかに超える岩がゴロゴロ

崩落地周辺は涸れ沢になっています
この辺りから伏流水になって、地下に潜っているようです
少し水深があると見事なエメラルドグリーンに♪
この鉄梯子から沢を離れ、登山道を登って行きます

弥山川の流れは、とても美しいですね♪
大峰の沢でよく見かけられるエメラルドグリーン…最高ですね(^_-)-☆
弥山川のイワナ(岩魚)は、『キリクチ』と呼ばれ、昭和37年に奈良県の天然記念物に指定…世界最南端に生息するとされています。弥山川は、一年を通して全面禁漁区となっています。

下記は、美しい弥山川の流れです。


流れの中に数匹魚影を見かけましたが…キクチリかどうかはわかりませんでした(^^;

大きな岩に色々な樹木が育ち、まるで小さな島のように
左岸を巻きながら進んで行きます
オーバーハングの岩に架かる吊り梯子
空中回廊と呼ばれている鉄筋の杭を渡る場所
チェーンの鎖もあるので注意して渡れば問題なし
聖門の滝
聖門の滝近くの岩場には、オオミネコザクラがいっぱい♪
この辺りの流れもとても綺麗です
水量が少なめなので狼平まで沢沿いを進みました
少し進むと狼平の吊り橋が見えてきます
狼平の吊り橋…いい雰囲気の橋です
狼平の避難小屋

双門ルートは、噂にたがわず難易度の高い登山道でした。時間の余裕をもって計画を立てる必要があると思います。しかし、ここには大峰の素晴らしさが凝縮されています。できれば、一泊して楽しみたいですね(^_-)-☆

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