【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年2月5日水曜日

冬の稲村ヶ岳【1】(2014.2.1)

日時:平成26年2月1日(土)
【ルート】
(ピストン)登山口→法力峠→稲村小屋→大日山トラバース→キレット→稲村ヶ岳
天気:晴れのち曇り
メンバー:単独
装備:アイゼン、ピッケル、ハーネス、30mロープ(ATC)
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

冬の稲村ヶ岳【1】【2】(2014.2.1)

昨年から登り始めた大峯の山々…春から秋とは異なり、冬は登山口までのアクセスも悪く、それ以上に人を寄せ付けない厳しさがあると言われています。日帰りで行くとなると行ける山も限られています。


洞川温泉街から五代松鐘乳洞辺りまでの林道は、アイスバーンになりFF+スタッドレスでは限界


大峰山系は山岳事故が多いことで知られています。今年1月にも行方不明になられた方がおられます。登山届が出されていなかったため、捜索は難航し打ち切りとなってしまいました。登山をされる方は、必ず登山届を提出する習慣を身につけましょう!

母公堂 (ハハコドウ)…登山ポストが設置されています
冬期は、ここが最深部の駐車場となります(500円/台)
登山口…ここから入山します
ひたすら植林地を登って行きます
積雪量は少なくなっていますが、アイスバーンになってます
陽当りの良い場所はすっかり雪が融けていました(^^;
登るにつれ少しずつ残雪量が多くなってきます
法力峠(山頂側から見た写真)…右が洞川、左が観音峰山

稲村ヶ岳への登山道は、よく整備され安全に登ることができます。ただ、冬期は積雪量が多く、積もった雪が危険なトラバース道を造りだします。

登山道の雪は、シャーベット状になっていました
古いトイレ小屋だそうです
積雪量は少なく見えますが、踏み抜くと膝上まであります
湧水が流れ出す場所…とても美味しい水です♪
マンモス君…稲村ヶ岳登山道のシンボル的な存在
見た目より傾斜はきつく、緊張感のあるトラバースが続きます
登山道にかかる橋はアイゼンをつけていると歩き辛いですね(^^;
無積雪時には難なく通れる斜面も雪で危険な場所に
ほぼ垂直に切り立ったトラバース…厳冬期は鎖も雪に埋まります
桟橋が落石で倒壊した場所
トラロープが設置されていますが、かなり危険です
3人組のパーティも慎重に下っていきました
山上辻手前の最後のトラバース地点
積雪量も多く、夏道の鎖が雪の中に…踏み抜くと太ももまで埋まります
山上辻…右は稲村ヶ岳、左はレンゲ辻、山上ヶ岳へ
稲村小屋も雪に覆われています

昨年10月に登った時の写真と見比べてみて下さい。


稲村ヶ岳は、車でのアクセスも良く一度は訪れたいと思っていました。秋に登った時とはまるで異なる山姿に、冬山の厳しさと素晴らしさを教えてもらいました(^_-)-☆

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