【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2013年2月12日火曜日

石ブテ東谷ルート(2013.1.19)【4】

平成25年1月19日(金剛山75回目)
※このルートは、危険な場所が多くあります!!
 必要な装備と技術、季節に応じた経験が必要です。
【登頂ルート】
葛城山登山口バス停~石筆橋~石ブテ林道(右岸)~丸滝谷入渓~分岐(3方向)
石ブテ東谷~合流(3方向)~六道ノ辻~大日岳~山頂
※3方向=丸滝谷、中尾の背、石ブテ東谷
【下山ルート】
山頂~遊歩道~文殊尾根~ババ谷~ババ谷駐車場

石ブテ東谷ルート(2013.1.19)【1】【2】【3】【4】【5】

中尾の背に登る分岐を過ぎると積雪量は一気に多くなりました(・。・;
その先には、この谷の最大の難所=大滝と長く続くアリ地獄が待ち受けています。夏場は、沢装備があればお助けロープを使わなくても登ることができますが…冬場はロープもろとも氷結しているため、滝を登るのはかなり難しくなっています。巻き道は、右側斜面にロープが新設されていますが、高度があり斜度がきついため難易度が高いです。

中尾の背に登らず、谷を詰めることにしました
倒木の多い場所も積雪が多く、中々の雪景色♪
分岐までの風景とは違い、まさに雪国の様相です
沢の流れも氷柱が多くなり、足の踏み場を探しながら遡行
時折、木に積もった雪がバサッと落ちてきます
狭い谷筋は雪が積もり圧迫感が…
倒木をくぐりながら進むと小滝が現れます
氷結と雪、苔と小滝を登るのも慎重に!
沢の流れは少ないものの、氷柱は大きく育っています
積雪のため足元の確認がし難く、踏み抜かないように注意!
夏場の遡行より大幅に時間を費やしているような感じ
金剛山の中でも沢中を遡行する数少ない谷です
登山靴もウエアも雪でかなり濡れていますが、問題はなさそう
谷幅が広がり明るい空間が…先で谷は二股に分岐
右股の谷を進んで行きます
低木に積もった雪のゲートをくぐりながら先に進みます
谷の先に大きな滝が見えてきます
この辺りから滑滝のようになっていて、足元には注意!
滝自身は元々水量が少なく、あまり氷結はしていません
左側にお助けロープがありますが、完全に氷に閉じ込められてます
右斜面の状態…斜度はきつく、雪に覆われ滑りやすそう
左斜面の状態…笹や低木が多く、登ると雪まみれ(^_^;)
ロープを剥がしながら登りかけましたが…途中で断念(+_+)

この大滝を登った後には、延々と続くアリ地獄が待ち受けています。この日の積雪量は、金剛山では異例な多さ…登る方の体力、装備、技術などによっては、中尾の背への分岐まで戻ることも必要だと思います(^^ゞ

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