【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2013年10月26日土曜日

河内飯盛山の山野草(2013.10.14)

【撮影日】平成25年10月14日
【撮影場所】河内飯盛山、むろいけ園地
【天気】晴れ時々曇り
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

※希少植物の採取は法律(自然公園法)違反になることがあります。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。

アカバナ(赤花)
Epilobium pyrricholophum
茎は円柱形で高さ30~70cm。茎には細かい毛がある。葉は下部は対生、上部は互生し、しばしば茎を抱く。葉身は卵形~卵状楕円形で長さ2~6cm、幅0.5~3cm、基部はしばしば茎を抱き、鋸歯がある。茎や葉は赤みを帯びることが多い。茎の上部の葉腋に直径約1cmの紅紫色の花をつける。花弁は4個で先端は浅く2裂する。萼には腺毛が多い。雌しべの柱頭はこん棒状をしている。果実はさく果、長さ3~8cmの細長い棒状で、熟すと4裂する。花期は7~9月。


コウヤボウキ(高野箒)
Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.
キク科コウヤボウキ属の落葉小低木
高さは 60 - 100 cm で根本からたくさんの枝を出し、集団を作る。茎は細いが木質化していて硬い。1年目の枝につく葉は幅広い卵型、2年目の枝につく葉は細長い。冬には葉を落とし、枝のみが目につく。花は秋の遅くに、1年目の茎に一輪ずつ咲く。頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白い房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。玉箒(たまぼうき、古くは「たまははき」)と呼ばれて古くから箒の材料とされ、正月の飾りなどにもされた。花期は9~10月。


キツネノマゴ(狐の孫)
Justicia procumbens L.
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草
茎は根元がやや横に這い、分枝してやや立ち上がる。高さは10-40cm程度、茎は下向きの短い毛が生えている。 茎には節があり、節ごとに葉を対生する。葉は長さが2-4cm短い柄があって卵形で柔らかく、先端は少しとがる。両面に毛が生えている。茎の先端から穂状花序を出す。花序には花が密につき、それぞれの花は基部に苞があるので、外見ではその苞が並んだ棒状の姿に見える。萼は深く5裂。花はいわゆる唇花型で、上唇は小さく三角形で、先端は2裂、下唇は丸く広がって反り、先端は3裂、全体は白だが、下唇が広く赤紫なので、赤紫の花との印象が強い。花期は8~10月。


ハナニガナ(花苦菜)
Ixeris dentata var. albiflora f. amplifolia
キク科キニガナ属の多年草
ニガナ(苦菜、学名:Ixeris dentata)の品種。茎の高さは40-70cmほどになり、茎葉は茎を抱く。茎の上部で枝分かれし、多数の頭花をつける。花期は5〜7月。頭花は舌状花だけで構成されており、ニガナの小花が5個であるのに対し、7-11個程度ある。シロバナニガナ(白花苦菜、学名:Ixeris dentata var. albiflora)の花が黄色のものをいう。花期は5~7月。


サクラタデ(桜蓼)
Polygonum Conspicuum
タデ科イヌタデ属の多年草
根茎は地中で長くのび、枝を分けてふえる。茎は直立し、高さは50~100cmになる。葉は披針形で長さ7~13cm、短い葉柄がある。両端はとがり、両面に短い毛がある。鞘状の托葉は短い筒形で、ふちに長く堅い毛がある。花序は1~3本に分枝し、花穂は細長く、やや密に花をつけ、上部は垂れ下がる。花被は深く5裂し、長さ5~6mmで淡紅色を帯びる。花は直径約8mm。花には長花柱花と短花柱花との2型がある。雄しべは通常8個、雌しべは1個で柱頭は3岐する。果実はそう果で、長さ3~3.5mmの3稜形、黒色で光沢がない。よく似たシロバナサクラタデは花被が長さ3~4mmと小さい。花期は8~10月。


ミゾソバ(溝蕎麦)
Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii
タデ科タデ属 またはイヌタデ属の一年草
水辺などで 30〜100cm ほどに生長し、根元で枝分かれして勢力を拡げ群生する。匍匐茎に閉鎖花をつけ種子を稔らせる場合もあるとされる。また茎には下向きに刺があり、他の植物等に絡みついて伸びることがある。葉は互生し、形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)と呼ばれることもある。花期は晩夏から秋にかけてで、茎の先端で枝分かれした先に、直径 4〜 7mm ほどで、根元が白く先端が薄紅色の多数の花を咲かせる。 なお、他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼である。花期は8~10月。


キセルアザミ(煙管薊)
Cirsium sieboldii
キク科アザミ属の多年草
茎の高さは50-100cmであり、茎につく葉は細かく少ない。煙管の様に下向きに花をつけ、花後は上向きになる。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、花の色は紫色である。花期にも深く裂けた根生葉が残っている。花期は9~10月。


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