【撮影場所】金剛山
【天気】晴れ時々曇り
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2
※希少植物の採取は法律(自然公園法)に違反することがあります。
また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。
この時期、金剛山ではカタクリやニリンソウなどが話題になりますが、登山道には多くの山野草や樹木の花を見ることができます。ガンドガコバ林道などで見かけた花の一部をご紹介します♪
アケビ(木通、通草)
Akebia quinata
アケビ科アケビ属の蔓性落葉低木
茎は蔓になって他物に巻き付き、古くなると木質化する。葉は5つの楕円形の小葉が掌状につく複葉で、互生する。木は雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。花被は3枚で、雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、雌花の中央部にはバナナの果実のような6 – 9本の雌しべが放射状につく。雌花の柱頭(先端部)には、甘みを持った粘着性の液体が付いており、花粉がここに付着することで受粉が成立する。雌雄異花で蜜も出さないので、受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、雌花が雄花に擬態して、雄花の花粉を目当てに飛来する小型のハナバチ類を騙して受粉を成功させているのではないか、とする仮説がある。ハエ類が甘みを持った粘着質を舐めに来る際に受粉していると考えられる。
受粉に成功した個々の雌しべは、成長して果実となり、10cm前後まで成長する。9 - 10月に熟して淡紫色に色づく。成熟した果実の果皮は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座とそこに埋もれた多数の黒い種子を裸出する。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
クサイチゴ(草苺)
茎は蔓になって他物に巻き付き、古くなると木質化する。葉は5つの楕円形の小葉が掌状につく複葉で、互生する。木は雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。花被は3枚で、雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、雌花の中央部にはバナナの果実のような6 – 9本の雌しべが放射状につく。雌花の柱頭(先端部)には、甘みを持った粘着性の液体が付いており、花粉がここに付着することで受粉が成立する。雌雄異花で蜜も出さないので、受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、雌花が雄花に擬態して、雄花の花粉を目当てに飛来する小型のハナバチ類を騙して受粉を成功させているのではないか、とする仮説がある。ハエ類が甘みを持った粘着質を舐めに来る際に受粉していると考えられる。
受粉に成功した個々の雌しべは、成長して果実となり、10cm前後まで成長する。9 - 10月に熟して淡紫色に色づく。成熟した果実の果皮は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座とそこに埋もれた多数の黒い種子を裸出する。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
Rubus hirsutus
バラ科キイチゴ属の落葉小低木
別名:ワセイチゴ(早稲苺)
日本では、本州、四国、九州と広く分布し、林地で普通に目にすることができる。
背丈が20-60cmと低く、草本のように見えるため、このように呼ばれるが、実際は木本である。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。
葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり、縁には細かい重鋸歯がある。花は白色で、5弁花。花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。果実は大型で赤熟し、食用となり、酸味は少なく、とても甘い味がする。花期は3~4月。(参照:ウィキペディア)
カキドオシ(垣通し)
別名:ワセイチゴ(早稲苺)
日本では、本州、四国、九州と広く分布し、林地で普通に目にすることができる。
背丈が20-60cmと低く、草本のように見えるため、このように呼ばれるが、実際は木本である。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。
葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり、縁には細かい重鋸歯がある。花は白色で、5弁花。花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。果実は大型で赤熟し、食用となり、酸味は少なく、とても甘い味がする。花期は3~4月。(参照:ウィキペディア)
Glechoma hederacea subsp. grandis
シソ科カキドオシ属の多年草
日本全土の道端などに自生する。
茎は長く横に這い、所々から根を下ろす。横枝は時に多少立ち上がることもある。葉は長い柄があり、睡蓮の葉のような円形から狭い扇形を切り取った形。対生し、柔らかく、しわがあって毛が生えている。葉は揉むと強い香りがある。花は葉腋から出て、薄い紫〜紅紫で斑点がある。隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来となっている。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
ハルトラノオ(春虎の尾)
日本全土の道端などに自生する。
茎は長く横に這い、所々から根を下ろす。横枝は時に多少立ち上がることもある。葉は長い柄があり、睡蓮の葉のような円形から狭い扇形を切り取った形。対生し、柔らかく、しわがあって毛が生えている。葉は揉むと強い香りがある。花は葉腋から出て、薄い紫〜紅紫で斑点がある。隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来となっている。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
Bistorta tenuicaulis
タデ科イブキトラノオ属の多年草
別名:イロハソウ
日本固有種。本州の福島県以西、四国、九州に分布し、山地の木陰のやや湿った場所に生育する。
地下には長く太い根茎がある。根出葉は卵形から卵円形で、先はとがり、基部は葉柄に流れ、葉身の長さは2-10cmになる。茎の高さは3-15cmになり、1-2枚の茎葉をつける。花期は4-5月で、茎の先端に長さ15-35mmの花序をつける。花弁はなく、花弁状の萼が5深裂し、白色で、長さは2-3mmになる。萼より長い雄蘂が8個あり、糸状の花柱が3個ある。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)
別名:イロハソウ
日本固有種。本州の福島県以西、四国、九州に分布し、山地の木陰のやや湿った場所に生育する。
地下には長く太い根茎がある。根出葉は卵形から卵円形で、先はとがり、基部は葉柄に流れ、葉身の長さは2-10cmになる。茎の高さは3-15cmになり、1-2枚の茎葉をつける。花期は4-5月で、茎の先端に長さ15-35mmの花序をつける。花弁はなく、花弁状の萼が5深裂し、白色で、長さは2-3mmになる。萼より長い雄蘂が8個あり、糸状の花柱が3個ある。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
Rubus palmatus var. palmatus
バラ科キイチゴ属の落葉小低木
近畿以西、九州までの西日本に分布。
名前は葉の形がモミジのように裂けることから。根は地下で横に伸び、あちこちから茎を出す。茎は立ち上がるが先端では次第に横に伸び、枝を出して平面状に広がる。茎には棘が多い。葉は普通はカエデのように浅く裂けるが、全体に縦長な形になりやすい。ただし生育状態等で大きく変わり、裂けない葉を出す場合もある。白い5弁の花を、単独で枝先につける。花は細い柄で下を向き、葉陰に咲く。初夏に実る果実はいわゆるキイチゴ状で黄色い。味は薄味ながらよい。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
スズシロソウ(蘿蔔草)
近畿以西、九州までの西日本に分布。
名前は葉の形がモミジのように裂けることから。根は地下で横に伸び、あちこちから茎を出す。茎は立ち上がるが先端では次第に横に伸び、枝を出して平面状に広がる。茎には棘が多い。葉は普通はカエデのように浅く裂けるが、全体に縦長な形になりやすい。ただし生育状態等で大きく変わり、裂けない葉を出す場合もある。白い5弁の花を、単独で枝先につける。花は細い柄で下を向き、葉陰に咲く。初夏に実る果実はいわゆるキイチゴ状で黄色い。味は薄味ながらよい。花期は4~5月。(参照:ウィキペディア)
Arabis flagellosa
アブラナ科ハタザオ属の多年草
近畿以西、四国、九州、沖縄に分布。
谷筋などの急傾斜地や崖などに生える。 草丈10~25cm。根元から匍匐枝を出し、広がる。
根生葉は倒卵状のへら形で長さ15~20cm。粗い鋸歯がある。星状毛がある。茎に付く葉は1~2cncmと小さい。総状花序を出し、白い花を咲かせる。 花弁は4枚。花期は3~5月。
ヤマルリソウ(山瑠璃草)
Omphalodes japonica
ムラサキ科ルリソウ属の多年草
本州(福島県以西)、四国、九州に分布。
草丈5~7cmほど、花時には10~20cmほどの多年草です。湿性のある林床を好みます。ちょっと見た目には全体に地面に伏しているように見えます。 花は早春の終わりごろから春に咲き、径1cmほどで淡青紫色です。ただ、花色は瑠璃色から淡紅紫色まで変異があります。 花茎は伏していることが多く、時に花茎を斜上させます。花冠は5裂し、円形の芯(花冠の喉の部分の小さな円形の環)は白色で細かい裂れ込みがあって歯車のようになっています。ムラサキ科の植物では、花の中心に穴があり、その中に雄蕊(オシベ)と雌蕊(メシベ)が隠れるようについています。花期は4~5月。
その他の花々
近畿以西、四国、九州、沖縄に分布。
谷筋などの急傾斜地や崖などに生える。 草丈10~25cm。根元から匍匐枝を出し、広がる。
根生葉は倒卵状のへら形で長さ15~20cm。粗い鋸歯がある。星状毛がある。茎に付く葉は1~2cncmと小さい。総状花序を出し、白い花を咲かせる。 花弁は4枚。花期は3~5月。
Omphalodes japonica
ムラサキ科ルリソウ属の多年草
本州(福島県以西)、四国、九州に分布。
草丈5~7cmほど、花時には10~20cmほどの多年草です。湿性のある林床を好みます。ちょっと見た目には全体に地面に伏しているように見えます。 花は早春の終わりごろから春に咲き、径1cmほどで淡青紫色です。ただ、花色は瑠璃色から淡紅紫色まで変異があります。 花茎は伏していることが多く、時に花茎を斜上させます。花冠は5裂し、円形の芯(花冠の喉の部分の小さな円形の環)は白色で細かい裂れ込みがあって歯車のようになっています。ムラサキ科の植物では、花の中心に穴があり、その中に雄蕊(オシベ)と雌蕊(メシベ)が隠れるようについています。花期は4~5月。
コブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus) |
タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia) |
ムラサキケマン(紫華鬘、学名:Corydalis incisa) |
ヤマブキ(山吹、棣棠、学名:Kerria japonica) |
ニワトコ(接骨木、庭常、) 学名:Sambucus racemosa subsp. sieboldiana |
キブシ(木五倍子、学名:Stachyurus praecox) |
ウリハダカエデ(瓜膚楓) 学名:Acer rufinerve Siebold et Zucc. |
ヤチマタイカリソウ(八街碇草)の蕾 |
ツチグリ(キノコ) |
ワサビ(山葵) |
金剛山の花の季節は始まったばかり…10月下旬頃まで色々な花が、山麓から山頂を彩ります♪ 山を登る時、登山道の傍らに咲く花々にも目を向けて下さいね^^
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