【撮影場所】金剛山
【天気】晴れ
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2
※希少植物の採取は法律(自然公園法)に違反することがあります。
また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。
金剛山は、全山に色々な山野草や樹木の花が自生しています。花の中には、危険な登山ルートでしか見ることができないものも多くあります。そんな金剛山の中で、山頂の南部に位置する大阪府民の森「ちはや園地」には、色々な花が植栽され、自生地に近い環境の中で花を観察できるようになっています。
ユキモチソウ(雪餅草)
Arisaema sikokianum
サトイモ科テンナンショウ属の多年草
葉の間から肉穂花序を立て、紫褐色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)をつける。 仏炎苞の外側には白い縦の筋が入り、内側は黄白色である。 真ん中に白い棍棒のような形で先が丸くふくれた付属体がある。球茎から伸びた茎を偽茎という。 そこから葉の柄を2本出し、楕円形の小葉3枚から5枚を鳥足状につける。 葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)のあるものとないものがある。 葉には白い斑の入る場合もある。 環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
フタバアオイ(双葉葵)
葉の間から肉穂花序を立て、紫褐色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)をつける。 仏炎苞の外側には白い縦の筋が入り、内側は黄白色である。 真ん中に白い棍棒のような形で先が丸くふくれた付属体がある。球茎から伸びた茎を偽茎という。 そこから葉の柄を2本出し、楕円形の小葉3枚から5枚を鳥足状につける。 葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)のあるものとないものがある。 葉には白い斑の入る場合もある。 環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
Asarum caulescens Maxim.
ウマノスズクサ科カンアオイ属の小型の草本
別名:カモアオイ(賀茂葵)
日本固有種で、本州の福島県以南から九州まで分布する。
葉はハート形をしており、いわゆる『葵の御紋』のモデルであることで知られる。背の低い多年生草本。茎は地上を横に這い、多肉質で紫を帯びた褐色、節の間が長く伸び、枝分かれしてその先端には鱗片葉を互生する。葉は茎の先端に生じ、対生状に2つ(時に1つだけ)つく。葉は1年生で、長い柄がある。葉身は薄くて卵心形で、先端は尖り、基部は深い心形で半円形の側片がある。葉の面には、初めは両面、特に葉脈の上に白く短い毛があり、同様の毛は葉の縁に沿っても並ぶ。花は対をなす葉柄の基部から出て一つだけ生じ、花柄には毛がある。花弁はなく、花弁状に発達した萼片は淡紫色で、下半分は融合して椀形となり、その外面には毛が多い。萼片の先端の三角状の列片は反り返って萼片基部に接する。(参照:ウィキペディア)
シラネアオイ(白根葵)
別名:カモアオイ(賀茂葵)
日本固有種で、本州の福島県以南から九州まで分布する。
葉はハート形をしており、いわゆる『葵の御紋』のモデルであることで知られる。背の低い多年生草本。茎は地上を横に這い、多肉質で紫を帯びた褐色、節の間が長く伸び、枝分かれしてその先端には鱗片葉を互生する。葉は茎の先端に生じ、対生状に2つ(時に1つだけ)つく。葉は1年生で、長い柄がある。葉身は薄くて卵心形で、先端は尖り、基部は深い心形で半円形の側片がある。葉の面には、初めは両面、特に葉脈の上に白く短い毛があり、同様の毛は葉の縁に沿っても並ぶ。花は対をなす葉柄の基部から出て一つだけ生じ、花柄には毛がある。花弁はなく、花弁状に発達した萼片は淡紫色で、下半分は融合して椀形となり、その外面には毛が多い。萼片の先端の三角状の列片は反り返って萼片基部に接する。(参照:ウィキペディア)
Glaucidium palmatum
キンポウゲ科シラネアオイ属の多年草
深山の植物。日本固有種の1属1種である。
別名:山芙蓉(やまふよう)、春芙蓉(はるふよう)
北海道から本州中北部の日本海側にかけての山地帯と亜高山帯のやや湿り気のあるところに分布している。高さは20-30 cm。花期は5-7月頃。花弁はなく、7 cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、大変美しい姿をしている。和名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。(参照:ウィキペディア)
エイザンスミレ(叡山菫)
深山の植物。日本固有種の1属1種である。
別名:山芙蓉(やまふよう)、春芙蓉(はるふよう)
北海道から本州中北部の日本海側にかけての山地帯と亜高山帯のやや湿り気のあるところに分布している。高さは20-30 cm。花期は5-7月頃。花弁はなく、7 cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、大変美しい姿をしている。和名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。(参照:ウィキペディア)
Viola eizanensis
スミレ科スミレ属の多年草
別名:エゾスミレ(蝦夷菫)
北海道の南西部から九州に分布する。
花の色には変化が多い。 普通は淡い紅色だが、白に近いものもある。 唇弁には紫色の筋が入り、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)の先はやや膨らむ。葉は3つに深く裂け、その裂片がさらに細かく裂けている。和名の由来は、比叡山で発見されたことからきている。
キクザキイチゲ(菊咲一華)
別名:エゾスミレ(蝦夷菫)
北海道の南西部から九州に分布する。
花の色には変化が多い。 普通は淡い紅色だが、白に近いものもある。 唇弁には紫色の筋が入り、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)の先はやや膨らむ。葉は3つに深く裂け、その裂片がさらに細かく裂けている。和名の由来は、比叡山で発見されたことからきている。
Anemone pseudoaltaica
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
別名:キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)
本州近畿地方以北~北海道に分布し、落葉広葉樹林の林床などに生育する。高さ10~30cm。花期は3~5月で、白色~紫色の花を一輪つける。キクに似た花を一輪つけることからこの名がついた。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
センボンヤリ(千本槍)
キク科センボンヤリ属の多年草
別名:キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)
本州近畿地方以北~北海道に分布し、落葉広葉樹林の林床などに生育する。高さ10~30cm。花期は3~5月で、白色~紫色の花を一輪つける。キクに似た花を一輪つけることからこの名がついた。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
Leibnitzia anandria
別名:ムラサキタンポポ
日本では、北海道、本州、四国、九州に、日本国外では、南千島、カラフト、シベリア、中国に分布し、山地や丘陵などに自生する。頭花は春型と秋型の2型ある。
根出葉がロゼット状に発達し、葉の形は倒卵状長楕円形で頭大羽裂状に中裂する。葉の裏はくも毛が密生する。春型の花茎は高さ10cmくらいになり、4-6月頃、白色で裏面が紫色を帯びた径1.5cmの頭花をつける。春型の頭花には、縁1列に舌状花がつき、中央には筒状花がつく。秋型の花茎は高さ30-60cmになり、花茎には線形の小葉が多数つく。秋型の頭花は閉鎖花で筒状花のみからなる。総苞は筒状で長さ15mm程度。果実は痩果となり長さ6mm、冠毛は褐色になり、長さは11mmになる。
日本では、北海道、本州、四国、九州に、日本国外では、南千島、カラフト、シベリア、中国に分布し、山地や丘陵などに自生する。頭花は春型と秋型の2型ある。
根出葉がロゼット状に発達し、葉の形は倒卵状長楕円形で頭大羽裂状に中裂する。葉の裏はくも毛が密生する。春型の花茎は高さ10cmくらいになり、4-6月頃、白色で裏面が紫色を帯びた径1.5cmの頭花をつける。春型の頭花には、縁1列に舌状花がつき、中央には筒状花がつく。秋型の花茎は高さ30-60cmになり、花茎には線形の小葉が多数つく。秋型の頭花は閉鎖花で筒状花のみからなる。総苞は筒状で長さ15mm程度。果実は痩果となり長さ6mm、冠毛は褐色になり、長さは11mmになる。
○その他の花々
ミヤマキケマン(深山黄華鬘、学名:Corydalis pallida var. tenuis) |
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾) |
キンキエンゴサク(近畿延胡索) |
カンアオイ(寒葵、学名:Asarum nipponicum) |
セントウソウ(仙洞草) |
ヤマルリソウ(山瑠璃草) |
ミヤマカタバミ(深山片喰、深山傍食、学名:Oxalis griffithii) |
シロバナネコノメソウ (白花猫の目草) |
コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅) 学名: Rhododendron reticulatum |
ミドリハコベ(緑繁縷) |
クサイ(草蘭) |
金剛山は、全国でも登頂者の多い山として知られています。冬の霧氷や氷瀑、そしてニリンソウやクリンソウのお花畑…大都市圏の近くにありながら自然を身近に感じることができる山です♪ ゴールデンウィークは、花を探しながら山歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか(^^)/
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