【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年4月20日日曜日

美しき舞姫(金剛山のカタクリ)

【撮影日】平成26年4月19日
【撮影場所】金剛山
【天気】晴れ時々曇り
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

※希少植物の採取は法律(自然公園法)に違反することがあります。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。

金剛山を代表する花のひとつにカタクリがあげられます。金剛山では、ちはや園地近くに植栽された群生地があり、自生地より2週間程度早く咲き始めます。自生地は、山頂付近各所にありますが、群生地としては、黒栂林道の南斜面(わさび谷側)ともみじ谷一般ルート尾根道の山頂近く北斜面があります。自生地の開花時期は、4月中旬から咲き始めますが、北斜面の方が花期としては少し遅いような気がします。

カタクリ(片栗)
Erythronium japonicum Decne.
ユリ科カタクリ属に属する多年草
北東アジア(朝鮮半島、千島列島、サハリン、ロシア沿海州)と日本に分布する。日本では北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林内にかけて広く分布する。
早春に10 cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせる。蕾をもった個体は芽が地上に出てから10日程で開花する。花茎の下部に通常2枚の葉があり、幅2.5-6.5 cm程の長楕円形の葉には暗紫色の模様がある。地域によっては模様がないものもある。開花時期は4-6月で、花被片と雄しべは6個。雄蕊は長短3本ずつあり、葯は暗紫色。長い雄蕊の葯は短いものより外側にあり、先に成熟して裂開する。雌蕊の花柱はわずかに3裂している。地上に葉を展開すると同時に開花する。日中に花に日が当たると、花被片が開き反り返る。日差しがない日は終日花が閉じたままである。早春に地上部に展開し、その後葉や茎は枯れてしまう。地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、群落での開花期間は2週間程と短い。このため、ニリンソウなど同様の植物とともに「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている。(参照:ウィキペディア

○北斜面のカタクリ


○南斜面のカタクリ


この日は、前日の雨で気温が少し低めだったこともあり、開花は日差しが十分あたる午後からでした。まだまだ蕾が多く、これから数週間が見頃だと思います♪ お天気が良く、日差しが望める日に是非お出かけ下さい(^0_0^)

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