【撮影日】平成24年6月10日
【撮影場所】金剛山
【天 気】曇り
和名:ギンリョウソウ(銀竜草)
科:シャクジョウソウ科 Monotropaceae
科:シャクジョウソウ科 Monotropaceae
属:ギンリョウソウ属 Monotropastrum
種:ギンリョウソウ M. humile
学名:Monotropastrum humile
分布:千島列島、樺太、朝鮮半島、中国、台湾に分布し、国内では日本全土に分布
森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生するベニタケ属の菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的にはベニタケ属菌類に寄生し、究極的にはベニタケ属菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。
地下に短い地下茎と太く絡まりあった根から成る塊があり、花が咲く以外にはその姿は地上では見られない。4~8月ごろに地下から花茎を伸ばし、最大約15cmほどまで伸びる。色素はなく全体が透けた白色だが、花が咲くと柱頭は紺色である。茎には鱗片状の葉を多数つける。
似た種にギンリョウソウモドキがあるが、むしろ同じ科のシャクジョウソウに近縁で、花期がずれ、果実は蒴果である。(参照:ウィキペディア)
もみじ谷で見たギンリョウソウ |
以下、文殊尾根付近で見たギンリョウソウ |
【ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬 学名:Monotropa uniflora)】
2011.9.10 わさび谷 ギンリョウソウモドキ |
2011.9.10 わさび谷 ギンリョウソウモドキ |
2011.9.10 わさび谷 ギンリョウソウモドキ |
森の中でひっそりと咲くギンリョウソウ…白いドレスを着た踊り子が、落葉の間で舞踏会。そんな光景を見ることができる金剛山。秋には、ギンリョウソウモドキと出会えることを楽しみにしています(^^ゞ
こんなに沢山のギンリョウソウが!
返信削除文殊尾根付近・・・どの辺りでしょうか。
カタクリの谷に行く所は、こんなに無かったし・・・。
「モドキ」は顔を出す時期が「ギンリョウソウ」より大分遅いようですね。
返信削除矢田丘陵でも、どちらも見ることができます。
詳しい説明で勉強になりました。
>SACHIさん、見つかってよかったです^^
返信削除このくらい群生していると感動しますね♪
来年もこの場所でこの子たちと会えたらいいですね(^O^)/
>変愚院さん、いつもありがとうございます。
返信削除私も去年モドキを初めてみた時は、なんで今頃…と思いました。
帰ってから、調べてギンリョウソウとは違う種類だと知りました。山野草は、似通ったものが多く、なかなか見分けがつきませんね(^_^;)