【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年3月30日日曜日

初春の金剛山(2014.3.29)

日時:平成26年3月29日(土)
【ルート】
まつまさ駐車場→黒栂林道→わさび谷(谷筋)→捺印所
カトラ谷(北支谷)→カトラ谷(西支谷)→六地蔵尾根→釜道→黒栂林道→まつまさ駐車場
天気:曇り
メンバー:単独
装備:登山靴
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

大峯の釈迦ヶ岳に登る予定だったのですが、お天気が下り坂なので久しぶりに春の足音を聞きに金剛山へ。


わさび谷の谷を詰めるバリエーションで登ることに…所々に春を感じる風景を見ることができました♪


わさび谷の通常ルートは、沢の渡渉後、カトラ谷からの尾根道の合流します。このバリエーションは、沢を渡渉せずに沢を詰め上がるルートです。危険なルートではありませんが、道もなくガラ場もあるので、十分注意して登って下さい。

クロモジの蕾
フサザクラの蕾…もうすぐ咲きますね♪
あちらこちらで色々な芽吹きが見られます
ミヤマシキミの蕾
フキノトウ…少し背が伸び、花がハッキリわかります
カテンソウの蕾
ニリンソウの若葉…ここのニリンソウは少し早目に咲きます
ニリンソウとトリカブトの若葉…毎年、間違えて事故が起こってます(^^;

バイケイソウの群生地…芽生え時期のバイケイソウは綺麗です♪

カトラ谷のお花畑で、早めの弁当とビール…野鳥の声を聴きながら寛ぎました(笑) 下りは、カトラ谷の北側支谷を水飲み場まで下り、水飲み場下から西側支谷を六地蔵尾根まで急登。その後、釜道で下りました。

カトラ谷水飲み場下の支谷

黒栂林道やわさび谷、カトラ谷、釜道も春を感じさせる色を見ることができました♪


ヒメカンスゲ(Carex conica Boott)
ヤマネコノメソウ
スミレ
カタクリの若葉
ハンノキ(榛の木。学名:Alnus japonica)
サイゴクサバノオの若葉
ダンコウバイの花
ダンコウバイの花
ダンコウバイの花
ヒカゲノカズラ
オオイヌノフグリ
小さな花ハコベ
ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ
スミレ

黒栂林道では、早くもスミレやミヤマカタバミが咲いていました。気温の上昇とともに金剛山は、花の山に移り変わっていきます(^0_0^)

2014年3月17日月曜日

瀧樹神社のユキワリイチゲ(2014.3.15)

【撮影日】2014年3月15日
【撮影場所】瀧樹神社(滋賀県甲賀市)
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

昨年、FBの知り合いから教えてもらったユキワリイチゲの自生地。
奥伊吹のセツブンソウを見に行った帰りに寄ってみました。

ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
学名:Anemone keiskeana
日本固有種 本州の滋賀県から九州にかけて分布
花の色は白く、淡い紫色を帯びている。 花びらは8枚から12枚くらいである。 ただし、花弁のように見えるのは萼片である。根際から生える葉は3小葉からなる。 小葉は三角状の卵形でミツバの葉に似ていて、裏面は紫色を帯びる。 茎につく葉は茎先に3枚が輪のようになって生える。「雪割」は早春植物を意味し、「一華」は一茎に一輪の花を咲かせるという意味である。


奥伊吹のアズマイチゲ、瀧樹神社のユキワリイチゲ…ともに日差しがないと花を開かない(^^; 自然界の法則(摂理)は、人知の及ばないもの(笑) 満開の薄紫の絨毯を見ることはできませんでしたが、半開きのユキワリイチゲも良いものですよ(^0_0^)

2014年3月16日日曜日

伊吹の山麓…初春に踊る花(2014.3.15)

【撮影日】平成26年3月15日
【撮影場所】滋賀県米原市大久保地区
【天気】曇り時々晴れ
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

※希少植物の採取は法律(自然公園法)に違反することがあります。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。

セツブンソウを見たことがなかったので、今年は伊吹の麓にある自生地に行ってきました。今年は、この地区は雪が少なく、セツブンソウも例年より開花が早かったそうです。花期も終盤とあって、少し痛んでいる花が多かったですが、それでも可憐な姿を見ることができました♪




セツブンソウ(節分草)
キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草
学名:Shibateranthis pinnatifida Maxim.
関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。
高さ10cmほど。花期は2-3月で直径2cmの白い花を咲かせる。花弁に見えるのは萼片である。
和名は、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからついた。可憐な花は人気が高く、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。 節分草の自生地として有名な場所は、埼玉県小鹿野町(旧両神村地区)、栃木県栃木市(星野の里)、広島県庄原市(旧総領町地区)などがある。
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)(参照:ウィキペディア)


アズマイチゲ(東一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
学名:Anemone raddeana
別名:雨降花
日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、山地や山麓の日当たりの良い場所に生育する。アジアでは樺太、朝鮮、ウスリー地方に分布する。根茎は横に這い、紡錘状にふくらむ。茎につく葉は柄を持って3枚が輪生し、3出複葉である。花期は3-5月、花茎の高さは15-20cmになり、直径2-3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。萼片は白色で8-13枚。花弁はない。近縁のキクザキイチゲに似るが、浅く3葉に切れ込んだ葉の形が特徴である。春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。(参照:ウィキペディア)


微妙なお天気で、写真日和とはいきませんでしたが、春を告げる妖精たちの姿を見ることができて満足な一日でした♪ 里山は、人とのかかわりも多く、これからも大切にしていきたいですね(^0_0^)