【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2013年8月31日土曜日

イワゴノ谷ルート(2013.8.16)【1】

日時:平成25年8月16日(土)
【登頂ルート】
高天彦神社~伏見高天連絡路(案内はこちら)~イワゴノ谷
【下山ルート】
イワゴノ谷~ヒロセ道~郵便道~高天彦神社
天気:晴れのち曇り一時雷雨
メンバー:単独
装備:沢靴(イワゴノ谷)、登山靴(その他)
※このルートは、一般的な登山道ではありません。
 危険個所があり必要な装備と技術、経験が必要です。

イワゴノ谷ルート(2013.8.16)【1】【2】

金剛山東斜面(奈良側)にある谷…百々川、高天谷、クソマル谷、そして今回のイワゴノ谷。奈良側の谷は大阪側の谷に比べ、それぞれに特徴があり、険しい印象があります。

今回は、途中から未踏のヒロセ道へ
巻き道などアップダウンが目立ちます
高天彦神社から伏見高天連絡路で伏見へ
左手に伏見菩提寺があります
村の街並みを抜けて山麓へ…真っ直ぐ進むと伏見道
高台の道を右手に進みます
伏見配水池を横に見ながら林道を進みます
村落の大切な水源になっています
右手はイワゴノ谷…大きな堰提が見えます
林道はやがて地道になり草木が覆うようになってきます
林道終点に大きな堰提が見えてきます
堰提の手前で右側に渡渉し、斜面を登り堰提の上へ
堰提を越えると谷は開けています
右斜面には、大きな岩の壁があり細い流れがあります
正面には、大きな崩落跡
崩落跡で谷は大きく左に曲がっています
小滝の先で右に曲がる谷
すぐ先に堰提が見えてきます
この堰提は、少し手前から左斜面をトラバース
崩落して道はなくなっていますので、慎重に進みます
堰提の上は、谷が開けています
右斜面を登れば、郵便道の方へ通じていると思います??
この谷には落差のある谷がふたつあります
名前は付けられていないようですが、金剛山では名瀑です♪
イワタバコの群生…大阪側では見ることができない大きな群生
滝の右斜面を高巻きします
急斜面に加え、岩が脆くかなり神経を使います
踏み跡らしいものを辿りますが、落ち葉で滑りやすいです
立木の中には、枯れて腐っているものもあるので注意!
今日はここから沢へ下りました
見た目より下りにくいので、無理せず巻き道を利用して下さい
右斜面には巻き道が続いています
沢には、このような小滝が次々と現れます♪

イワゴノ谷は、沢の遡行、小滝の直登、険しい巻き道、ガラ石の登攀、倒木・藪漕ぎなど色々なシチュエーションがあります。楽しめる反面、いつ登っても緊張を切らすことができない谷です(^^;

2013年8月28日水曜日

石ブテ東谷(2013.7.27)【4】

日時:平成25年7月27日(土)
【登頂ルート】
石筆橋~石ブテ林道(右岸)~丸滝谷~分岐~中尾の背~大日岳~山頂
【下山ルート】
山頂~大日岳~丸滝谷分岐~丸滝谷~石ブテ林道(右岸)~石筆橋
天気:晴れのち曇り
メンバー:単独
装備:沢靴(石ブテ東谷)、登山靴(その他)
※このルートは、一般的な登山道ではありません。
 危険個所があり必要な装備と技術、経験が必要です。

石ブテ東谷(2013.7.27)【1】【2】【3】【4】

谷を詰めていくと、終盤は尾根への急登が待ち受けています。石ブテ東谷も例外ではなく、最後は尾根に向かって長々と続く地獄が待っています(^^; ※積雪の多い時は、中尾の背へ登って下さい!!

穏やかな流れに沿って沢を登ります
ここが最後の滝(滑滝)…意外と登り辛いです
水の流れもほとんどなくなり傾斜がきつくなってきます
最初は、小さなガラ石が歩き辛い谷が続きます
岩肌と土砂の入り混じった溝を歩く感じ!?
倒木もあり、今も日々変化している谷
ここから「蟻地獄」が延々と続きます
この日は、右斜面に見つけたテープに沿って登りました
不明瞭ですが、踏み跡があり植林の中へ
斜面に沿うように迂回しながら尾根へ向かいます
少し登ると中尾の背に合流(写真は登ってきた道)
ここから中尾の背を山頂側(左)へ登ります
急登ですが、アリ地獄から見れば天国(笑)
丸滝谷、石ブテ東谷との合流地点へ

この日辿った中尾の背への回避ルートは、積雪の多い時期に無理せず尾根へ逃げることができそうです。ルート状況に応じた選択も登山では必要な場合があります。自分に合ったルート選択を心がけましょう(^_-)-☆

2013年8月26日月曜日

幸せを呼ぶ青い蜂(Blue Bee)

【撮影日】平成25年8月14日
【撮影場所】大和葛城山
【天気】晴れ
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

※希少動植物の採取は法律(自然公園法)違反になることがあります。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。

和名:ルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)ミツバチ科
学名:Thyreus decorus
体長:1.5cm
分布:本州,四国,九州
出現期:夏から秋
ケブカハナバチ類の巣に「労働寄生」して自分では、蜜や花粉は集めず、巣も作らないと言われています。そのため、個体数が少なく、東京、京都、青森では絶滅危惧種、栃木、兵庫では準絶滅危惧種になっています。日本全国7都府県で生息が報告されていますが、情報不足で、生態や個体数が特定されていないようです。



黒地に縞々の青毛が生える美しいハチ…人生の内で何度も出会うことのないブルービーは、出会った人に幸せをもたらすと言われています♪

この日は、アキノタムラソウを撮影している時に、偶然にファインダーの中に姿を現しました♪ 遭遇できたこと自体が、とてもラッキーなことだったんですね(^_-)-☆

2013年8月25日日曜日

石ブテ東谷(2013.7.27)【3】

日時:平成25年7月27日(土)
【登頂ルート】
石筆橋~石ブテ林道(右岸)~丸滝谷~分岐~中尾の背~大日岳~山頂
【下山ルート】
山頂~大日岳~丸滝谷分岐~丸滝谷~石ブテ林道(右岸)~石筆橋
天気:晴れのち曇り
メンバー:単独
装備:沢靴(石ブテ東谷)、登山靴(その他)
※このルートは、一般的な登山道ではありません。
 危険個所があり必要な装備と技術、経験が必要です。

石ブテ東谷(2013.7.27)【1】【2】【3】【4】

金剛山の谷は、大きな川の流れはなく伏流水が流れる沢が続きます。山頂近くには、大きな水源がなく、谷に流れだす伏流水が大切な水源になっています。そのため昔から険しい谷道も生活に密着していたのかもしれませんね(^0_0^)

ここから続く細い谷の流れが美しく大好き♪
冬に登ると結構登り難いですよ
景観的にはロープは邪魔(笑)
登りきると、それなりに高度感があります
細い小滝の流れを登りきると平坦な谷に
倒木も見られますが、古くからのものが多く苔がびっしり
小滝も現れますが、穏やかな感じになってきます
この辺りの右斜面を登ると中尾の背へ(目印があった筈?)
この小滝の辺りから倒木が沢を塞いでいます
苔をまとった倒木も景色に溶け込んでいます
倒れた木から芽吹き見事に成長した木々
この辺りは岩肌を滑るように緩やかに水が流れています
徐々に沢の水量は少なくなってきます
谷が二股に分岐…右股が本谷です
右股の本谷を進みます…ガラ石の多い風景に変わります
この谷で一番落差のある滝が見えてきます
丸滝谷の滝と同じく砂まじりの登り辛い滝
滑りやすいですが、左斜面をよじ登ることもできます
右斜面には、巻き道(ロープ)があります
※冬に一度登りましたが、結構危険な巻き道です
ロープを使わず、へばりついて何とか滝上へ
※岩肌に砂が多いので、その日の状態でロープも使います
V字型の狭い谷を登ります(水量はかなり少なくなります)

石ブテ東谷は、季節によってその表情が変わります。冬には、ほとんどの小滝は氷結し、お助けロープも氷の中に埋まってしまいます。谷道は複合的な登り方が必要となります。それが楽しみでもありますね(^-^)