【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年2月19日水曜日

大普賢岳・シェークスピア氷瀑群【2】(2014.2.11)

日時:平成26年2月11日(火)
【ルート】
山葵谷入口→林道→旧山葵園→地獄谷左右谷分岐→シェークスピア氷瀑群
※一般的な登山ルートではありません。
※冬山装備(前爪アイゼン、ピッケルなど)が必要です。
※沢の渡渉、急登、急斜面のトラバースなど危険個所が多数あります。
※天候によっては、登ることができない場合があります。
天気:晴れ時々曇り
メンバー:単独
装備:ヘルメット、アイゼン、ピッケル、ハーネス、30mロープ(ATC)など
【使用機種】PENTAX K-30、Canon GX-1
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

大普賢岳・シェークスピア氷瀑群【1】【2】

氷瀑が美しく見られるのは、1月下旬から2月中旬と言われています。今冬は、強い寒波が数回訪れ、記録的な積雪が観測されています。でも、氷瀑には低温(おそらく氷点下5℃以下)の日が1週間単位で続く必要があるようです。

ハムレットをクライミングする様子を見学させてもらいました♪
マクベスの上部は、落氷のため剥がれ落ちています
ここを登れば、この山域最大の『閻魔大王』へ
見ていると登れそうな気もしますが…好奇心満々(笑)
少し痩せていますが、やっぱり雄大ですね(^0_0^)
シェークスピアの上部は、霧氷も綺麗です♪
マクベスの上部に大きな氷柱の残骸が刺さってます
リア王の雄姿…何度見ても良いですねぇ~
リードをとられる方は、やっぱりすごいですね('ω')ノ
陽が差し込み氷の色が移り変わります…とても綺麗でした♪
この日も落氷の轟音が響いたので、氷瀑の下から撮るのはヒヤヒヤ(^^;
氷瀑下のドームに入って撮影
光が通り氷の表情が美しい♪
いくらシャッターを押しても飽きない(笑)
こんな風景を見せられると時間が経つのを忘れます
氷のベールに包まれたドームの中は寒さも和らぎます
魚の鱗のような氷柱、ブルーの輝きを放っていました
どのくらいの時間をかけて凍りついたのでしょう?
来年もこの景色を見に来なければ…(^_-)-☆

何はともあれ、この素晴らしい景色に出会えたことが最高でした(^^♪
この山域には、この氷瀑群より雄大なグランドイリュージョン、閻魔大王と呼ばれる100mを超す氷瀑があります。来年は、もう少しトレーニングして会いに行きたいと思います♪

2014年2月16日日曜日

ハゲ山・ツツジ尾谷派生(2014.2.9)

日時:平成26年2月9日(日)
【ルート】
金剛登山口→黒栂林道→ツツジ尾谷(一ノ滝、二ノ滝)→ハゲ山→山頂
山頂→六地蔵尾根→松の木道→黒栂林道→金剛登山口
天気:曇り
メンバー:単独
装備:アイゼン、ピッケル
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

ハゲ山は、山頂近く六地蔵尾根からツツジ尾谷へ向かう短い尾根にあるピークです。特別何かがある場所ではありません。ピークからは、千早本道を見ることができます。


この日は、ツツジ尾谷の氷瀑の状態を確認しに登りました。金剛山ではあまり必要のない前爪のアイゼンとピッケル装備で冬山の装備の訓練もかねて(笑)

まつまさ駐車場も積雪があり、車も冬用装備が必要
腰折の滝…ここは氷瀑はしません

私は、一ノ滝が完全に氷瀑した姿を見たことがありません。この日は積雪の関係でイイ感じになっていましたが、下部はほとんど氷結しておらず氷柱も例年より少ないようでした。


金剛山では、もみじ谷の第六堰提と並んで、氷瀑する場所として有名な二ノ滝…私が登り始めた3年前と比較すると、年々氷瀑度合いは乏しくなっています。この現象は、金剛山だけではなく日本各地で言われています…やはり温暖化の影響でしょうか(-_-;)



ツツジ尾谷からは、源流ルートと呼ばれる旧ルールと六地蔵尾根に向かうルートがあります。私は源流ルートが好きなので、六地蔵尾根へ登ることは少ないのですが、この日は、のんびりしたくて、六地蔵尾根へ向かい途中からハゲ山へのルートを登りました。

六地蔵尾根に向かい途中の開けた場所を右側に戻るように
トレースはないものの、ハッキリわかる道があります
小動物やカラスの足跡がいっぱい♪
少し進むと左側尾根方向に登って行きます
稜線に出ると明るくなり開けてきます
右側には千早本道を通る人を望めるのですが…(^^;
踏み跡のない新雪を踏みしめながら(^^♪
木々には、霧氷とは違い細かな透明の氷がついてました
雪原に小山…富士山のような端正な姿でした♪
霧氷と違い透明感があって綺麗でしたよ
短い尾根なのですぐ六地蔵尾根側の森へ
ここから六地蔵尾根へ向かって登ります
六地蔵尾根と同様に、ブナ林がとても綺麗です
ガスに包まれ煙るブナ林
ここを登れば六地蔵尾根に合流します
ブナ林は霧氷がつき美しく冬化粧
青空と違い煙る霧氷の森は幻想的

ハゲ山は、短い区間ですがのんびり登る時は良いルートです。但し、夏場などはブッシュがきついので秋冬に登るのが良いのではないでしょうか(^0_0^)

2014年2月15日土曜日

大普賢岳・シェークスピア氷瀑群【1】(2014.2.11)

日時:平成26年2月11日(火)
【ルート】
山葵谷入口→林道→旧山葵園→地獄谷左右谷分岐→シェークスピア氷瀑群
※一般的な登山ルートではありません。
※冬山装備(前爪アイゼン、ピッケルなど)が必要です。
※沢の渡渉、急登、急斜面のトラバースなど危険個所が多数あります。
※天候によっては、登ることができない場合があります。
天気:晴れ時々曇り
メンバー:単独
装備:ヘルメット、アイゼン、ピッケル、ハーネス、30mロープ(ATC)など
【使用機種】PENTAX K-30、Canon GX-1
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

大普賢岳・シェークスピア氷瀑群【1】【2】

厳冬期の大普賢岳(大峰)の東斜面は、西日本でも有数の氷瀑群があり、アイスクライミングのメッカとなっています。大普賢岳をピークに伯母谷覗、笙ノ窟尾根に挟まれた山葵谷、地獄谷一帯には、無数の氷瀑地があり、今回は、地獄谷右股のシェークスピア氷瀑群に行ってきました。

大普賢岳と直下に見えるグランドイリュージョン、閻魔大王
伯母谷覗方面に見える氷瀑群
伯母谷覗方面に見える氷瀑群
大普賢岳直下の大氷瀑群
大普賢岳直下の大氷瀑群
大普賢岳直下の大氷瀑群
大普賢岳直下の大氷瀑群
地獄谷右股の氷瀑…天国への門、友情の門!?
山葵谷、地獄谷で見られる氷柱群
山葵谷、地獄谷で見られる氷柱群
山葵谷、地獄谷分岐近くのアイスゲレンデ
山葵谷、地獄谷で見られる氷柱群
シェークスピア氷瀑群左側の氷瀑
シェークスピア氷瀑群左側の氷瀑

前々から是非行ってみたいと思っていた厳冬期の大普賢岳氷瀑群…単独遡行のため、冬山での装備体験を行い、天候を見ながら計画を立てました。この日は、地獄谷右股のシェークスピア氷瀑群までのピストンでした。天候の加減で、氷瀑は細っていましたが、それでも十分素晴らしい造形を見ることができました(^_-)-☆

左がハムレット(35m)、右がリア王(40m)
氷瀑下の雪原に大きな氷の塊が散乱していました( ゚Д゚)
マクベス(35m)
マクベスの下部
リア王(40m)
リア王(40m)
氷と光の織りなす幽玄美
滝下の氷の造形
滝下の天井部の氷柱群
滝下の氷の造形
氷柱越しに見る台高山地の遠望
アイスクライミングを暫し見学♪

たくさんの写真を撮ったので、次回残りをアップします。