【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2013年4月30日火曜日

2013年大和葛城山のカタクリ

【撮影日】平成25年4月29日
【撮影場所】大和葛城山
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

金剛山の隣…大和葛城山へギフチョウとカタクリを見に行ってきました。花期は終盤を迎えていましたが、広大な自生地には、まだ満開状態の場所も多く、可憐な姿で迎えてくれました(^0_0^)
※希少植物の採取は法律(自然公園法)違反です。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。


カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum Decne.)
ユリ科カタクリ属に属する多年草
花期:3月~4月
日本では北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林内にかけて広く分布する。中部地方以北に多く分布し、四国と九州では少ないとされています。


自由研究路と名付けられた東斜面には、カタクリが多く自生していて、たくさんの群生地が点在していました♪ その個体数は、金剛山の比ではなく、保護が徹底されていることがよくわかります。

大和葛城山のギフチョウ(2013.04.29)

【撮影日】平成25年4月29日
【撮影場所】大和葛城山
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

GW前半は、金剛山に1回登り、比良山系を始めて登ろうと準備していました。でも、明日から3日間が結構ハードな予定(仕事)なので、急遽変更して、大和葛城山へ行ってきました(笑)
大和葛城山は、大阪で唯一ギフチョウ(岐阜蝶)が生息していることで有名です。できれば、一枚でも写真に撮れればと…(^^;
※希少動植物は自然公園法で保護されています。
 お子さん連れの方は、お子さんにも教えてあげて下さい。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。

ギフチョウ(岐阜蝶・学名 Luehdorfia japonica)
チョウ目・アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科ギフチョウ属

日本の固有種で、本州の秋田県南部の鳥海山北麓から山口県中部にいたる26都府県(東京都、和歌山県では絶滅)に分布する。分布域によって色柄などの地域変異が見られる。
下草の少ない落葉広葉樹林に生息し、成虫は年に1度だけ、3月下旬-6月中旬に発生する。ただし発生時期はその年の残雪の量に左右される。オスはメスよりも1週間ほど早く発生する。カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ類、サクラ類などの花を訪れ吸蜜する。黄色い花にはほとんど集まらない。

国際自然保護連合(IUCN)により、レッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。日本では環境省により、絶滅危惧II類(VU)の指定を受けている。また多くの都道府県により、レッドリストの指定を受けている。(参照:ウィキペディア

葛城山山頂…晴天微風で最高でした
やっと1頭がとまってくれました
別の個体…少し遠かった(^^;
ミヤコアオイに産み付けられた卵
とても綺麗なで宝石のようでした
3か所に卵…それぞれ違う個体が産んだものらしい!?
葛城山には、広大なカタクリ群生地があります
花期は終盤ですが、圧巻の群落♪
ミツバツツジ(三葉躑躅 Rhododendron dilatatum)
大和葛城山から見た金剛山

大和葛城山には、落葉低木の森が多く、カタクリも金剛山とは異なり、かなり広大な範囲に群落がみられます。この日も山頂近くの人混みの中を、ひらりひらりと数頭が飛び交っていました♪
地方自治体やボランティアの方々がギフチョウの保護に力を入れられています。訪れる方は、必ずルールを守って優雅な姿を観察してくださいね(^0_0^)
公益財団法人大阪みどりのトラスト協会のホームページ

2013年4月28日日曜日

カトラ谷ルート(2013.04.18)【2】

平成25年4月18日(金剛山81回目)
【登頂ルート】
まつまさ駐車場~黒栂谷道~分岐~カトラ谷~花畑散策~山頂
【下山ルート】
山頂~黒栂谷道~わさび谷~谷道~黒栂林道~まつまさ駐車場

カトラ谷ルート(2013.04.18)【1】【2】

カトラ谷には、多くの支谷があります。黒栂林道から入渓してすぐにわさび谷への尾根道があり、水飲み場手前に六地蔵尾根への支谷、堰提を越してすぐにわさび谷へ通じる支谷など。山頂近くは、小さな谷と中尾根が点在し複雑な地形を形成しています。

水飲み場のすぐ上にある堰提…堰提下にも山野草
堰提を越したらすぐに分岐…正規ルートは右股へ
左股は、わさび谷へ通じる道でもあります
左股の風景…すぐ先を右へ登っていきます
右股の風景…正規ルートはこちらを進みます
ガレ石の沢を登っていくと谷は二股に分岐
ここは直進(左股)していきます
右股の風景…六地蔵尾根に通じています
この辺りからバイケイソウなど緑が目立ってきます
沢の流れはほとんどなくなってきました
ニリンソウやバイケイソウが目立ってきます
この辺りからにニリンソウが広く自生しています
平坦な場所が広がっています
4月頃から6月頃だけ見ることができる緑の絨毯
金剛山の中でも貴重な場所…踏み荒らさないように!!
ここから山頂へはいくつかのルートがあります
この場所を右手に進むと山頂へ
山頂への登り口には階段があります

自然の山は、山野草や野鳥を身近に感じることができる空間です♪ 自然を豊かにするのも、自然を壊すのも人間次第…訪れる際には、安全とマナーを守って楽しい時間を過ごして下さいね(^-^)