【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2013年3月30日土曜日

わさび谷(谷道)ルート(2013.3.16)【2】

平成25年3月16日(金剛山80回目)
【登頂ルート】
まつまさ駐車場~黒栂谷道~わさび谷~谷、尾根分岐
わさび谷(谷道)~分岐(黒栂谷道、カトラ谷)~カトラ谷
カトラ谷周辺~黒栂谷道~山頂
【下山ルート】
山頂~千早本道~水ヶ阪尾根~黒栂谷道~まつまさ駐車場

わさび谷(谷道)ルート(2013.3.16)【1】【2】
カトラ谷の派生ルート(2013.3.16)

わさび谷は、カトラ谷に合流する短い谷です。一度カトラ谷から入渓したことがありますが、長く続く滑滝があり登山靴では遡行できませんでした。わさび谷ルートで横切る滝の上部へは、左手斜面を巻く道があり、少し登ると明るく開けた谷を遡行することができます。

わさび谷の滑滝を横切らず、左斜面に沿って登ります
右下にはわさび谷が見えています
この辺りを右に尾根に向かって進むと黒栂尾根へ??
ここからは右の谷に下りて沢を進みます
沢には水の流れはほとんどありません
ガラ石の谷の先は、広く開けた谷になっています
フサザクラ(Euptelea polyandra Sieb. et Zucc.)
まだ蕾ですが、咲くととても綺麗ですよ♪
浅いV字型の谷は原生林の尾根に挟まれています
登ってきた方を見たところ
両斜面は見た目より柔らかくて滑りやすいです
徐々に両側の尾根が迫ってくる感じに
進んで行くと大きく開けた場所が見えてきます
わさび谷の最終部…トリカブト、ニリンソウ
エンレイソウ、ヤマルリソウなどが自生しています
斜度の浅い左側斜面を登っていきます
わさび谷の一般的なルートとここで合流します
ここは、バイケイソウの群生地でもあります
バイケイソウの新芽が芽吹き始めていました
正面の斜面をやや右方向へ登っていきます
少しの間、植林地(伐採跡)の中を進みます
すぐに植林地を抜けて原生林の森の中へ
落葉高木が密生した原生林
この先は、広場のように広く開けた場所
左の尾根方向に登ると黒栂谷道(電柱72番)へ合流
この日は右側に進み、カトラ谷へ下りていきました

わさび谷からは、黒栂谷道(電柱72番)に合流するのが一般的ですが、反対側に下るとカトラ谷の支谷の一つに下りることができます。カトラ谷も、もみじ谷同様に山頂近くで複雑に谷が分岐しています。ルートから外れて原始林を探索するのも面白いですよ('◇')ゞ

2013年3月28日木曜日

わさび谷(谷道)ルート(2013.3.16)【1】

平成25年3月16日(金剛山80回目)
【登頂ルート】
まつまさ駐車場~黒栂谷道~わさび谷~谷、尾根分岐
わさび谷(谷道)~分岐(黒栂谷道、カトラ谷)~カトラ谷
カトラ谷周辺~黒栂谷道~山頂
【下山ルート】
山頂~千早本道~水ヶ阪尾根~黒栂谷道~まつまさ駐車場

わさび谷(谷道)ルート(2013.3.16)【1】【2】
カトラ谷の派生ルート(2013.3.16)

山野草が咲く春、紅葉がきれいな秋…この時期によく登るのが、わさび谷とカトラ谷。植林地が多い金剛山ですが、この二つの谷の周辺には、ブナやコナラなどの原生林が広がっています♪ 今回登ったルートは一般的なルートではなく、地図に記載のないバリエーションルートです。

登山口から黒栂谷道を登り、カトラ谷とセトの分岐へ
右に曲がるとすぐにカトラ谷の入渓ポイント
カーブを左に進むとセトへ向かう道
右の沢沿いを進むとカトラ谷に行きます
それにしても…昔の面影が全くなく、やはり悲しい(-_-;)
セトに向かう道のすぐ右斜面がわさび谷への入り口
但し、真っ直ぐ登ると黒栂尾根に登ってしまうので注意!
斜面を右手方向に登っていきます
よく見ると踏み跡があるので辿って下さい
右手にカトラ谷への道を見ながら、斜面沿いに進みます
少し登ると右下には、カトラ谷から派生したわさび谷
丸太で補強された場所もあります
左斜面にはロープが張られた場所もあります
この上は、黒栂尾根の筈ですが・・!?
明るく開け空が見える場所もあります
この辺りから斜面の崩落が続きます
路肩はほとんどなく滑りやすいので注意が必要です
斜面の上部は、倒木で覆われています
下側は谷に向かって崩落が続いています
わさび谷は二股に分かれていて、支谷を渡ります
支谷の上部はガラ石が多く、落石に注意してください
支谷を超えるとわさび谷を下に見ながら斜面を進みます
眼下には、わさび谷が見えています
ここを右に下るのが本来のルートです
この日は、この場所を直進して谷沿いに進みました
本来のルートは、下の滑滝を渡って右尾根に進みます
左側に進む道は、本来左尾根に向かう道かも…!?

この日は、ルート途中のわさび谷を横切らず、そのまま谷を詰め登りました。特別な見所がある谷ではありませんが、原生林に囲まれた谷には多くの山野草が見られ、のんびり過ごすことができます(^.^)♪

2013年3月27日水曜日

瀧樹神社のユキワリイチゲ(2013.3.23)

【撮影日】平成25年3月23日
【撮影場所】瀧樹神社(滋賀県甲賀市)
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

Facebookでお付き合いいただいている方の情報で知った瀧樹神社(滋賀県)のユキワリイチゲ群生地に行ってきました。瀧樹神社は、旧東海道に沿う子集落前野にあり、野洲川に面した静かな佇まいの神社です。

真新しい鳥居…周囲は民家や茶畑があります
向かって、右が瀧樹神社、左が天満宮
境内の周辺に咲くホトケノザ
日差しの中で小さな踊り子たちが舞踏会
ミヤマカタバミも白無垢の花びらが少し開いていました
社務所前に咲く枝垂れ梅
小さな花が五月雨のように咲き乱れています


【ユキワリイチゲ(雪割一華)】
学名:Anemone keiskeana
科:キンポウゲ科 属:イチリンソウ属
花期:2~4月
分布:本州(近畿以西)、四国、九州
丘陵帯の落葉樹林内や竹林などに生える多年草。 草丈10~20cm。日が当たり、気温が12℃以上に上がらないと開花しません。

ユキワリイチゲ植物育成地保護区の看板
野洲川沿いに広がるユキワリイチゲの群生地

日差しが少ないと開花しないユキワリイチゲ…この日は、残念ながらほとんどが蕾のままでした。その中で開花している薄紫の可愛い花たちをファインダー越しに見ていると、まさにファンタジーの世界。夕日を浴びた花色も格別でした(*^。^*)