【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2013年8月11日日曜日

伊吹山の花々(2013.8.3)【1】

【撮影日】平成25年8月3日
【撮影場所】伊吹山
【天気】曇り時々晴れ
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

オオナンバンギセル ②ユウスゲ ③シモツケソウ
④伊吹山の花々【1】 ⑤伊吹山の花々【2】
※希少植物の採取は法律(自然公園法)に違反することがあります。
 また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。

カワラナデシコ(河原撫子)
Dianthus superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) F.N.Williams)
ナデシコ科ナデシコ属の多年草。秋の七草の1つ。別名(異名)はナデシコ、ヤマトナデシコ。岩手県、埼玉県、鹿児島県、沖縄県で絶滅危惧指定されています。


ハクサンフウロ(白山風露)とエゾフウ(蝦夷風露)
伊吹山には、母種とされるエゾフロウの他、ハクサンフロウ、イブキフウロが自生しているそうです。イブキフウロには明確な特徴がありますが、エゾフウロとハクサンフウロは顎片の毛の有無程度の差で、中間種もあるようです。



ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)
Pseudolysimachion subsessile
オオバコ科ルリトラノオ属の多年草。
岐阜県揖斐郡揖斐川町(旧春日村)と滋賀県米原市伊吹山の山頂部の草地に自生しています。クガイソウに似ていますが、葉が輪生するクガイソウと違い、葉が対生しています。環境省のレッドリストの絶滅危惧II類(VU)に指定されていて、総個体数は約3,000であると推定されています。


コバギボウシ(小葉擬宝珠)
Hosta sieboldii
リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草。
花茎の高さは30-50cm。花期は7~9月で、漏斗型の濃い紫色から淡紫色の花をやや下向きにつけます。オオバギボウシに比べると全体に小さい花です。本州から九州の平地から亜高山帯までの湿地や草原で見ることができます。


コオニユリ(小鬼百合)
Lilium leichtlinii var. tigrinum
ユリ科ユリ属
全国の湿原の周辺地域や湿った草原に生育する多年生草本。夏に美しいオレンジ色の花を咲かせる。オニユリによく似ているが、湿地の周辺に生育することと、むかごを作らない点、茎に顕著な毛がないことで区別できる。


クサフジ(草藤)
Vicia cracca
マメ科ソラマメ属に属する多年草
北海道、本州、九州に分布し、和名は葉と花がフジに似ていることが由来しています。山地の草原の日当たりの良い場所に多く見られます。


ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi
キキョウ科の多年草
ホタルブクロの変種で、山地に多く生育します。ほとんど外見は変わりませんが、萼片の間が盛り上がっています。


クサボタン(草牡丹)
Clematis stans
キンポウゲ科センニンソウ属の半低木(有毒)
日本固有種で、本州の暖温帯上部から冷温帯に分布し、山地の草原や林縁などに生育しています。花期は、7月~9月頃です。



シュロソウ(棕櫚草)
Veratrum maackii var. japonicum
ユリ科またはシュロソウ科シュロソウ属の多年草(有毒)
本州と北海道に分布し、6月頃から8月頃までが花期です。


キバナカワラマツバ(黄花の河原松葉)
Galium verum var.asiaticum
カワラマツバ(河原松葉)
Galium verum var. asiaticum f. nikkoense
アカネ科 ヤエムグラ属の多年草
北海道・本州・四国・九州に分布し、日当たりのよい草地、川原、高原の草地でよく見かけます。7月から8月が花期で、花が白色のものをカワラマツバ、黄色いものをキバナカワラマツバと分類するようです。


山麓から山頂にかけて様々な野草の群生地があり、伊吹山頂草原植物群落が植物天然記念物に指定されています。約1,300種類の植物が生育して、高山の草原風景を見ることができます。

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