【撮影場所】伊吹山
【天気】曇り時々晴れ
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2
①オオナンバンギセル ②ユウスゲ ③シモツケソウ
④伊吹山の花々【1】 ⑤伊吹山の花々【2】
※希少植物の採取は法律(自然公園法)に違反することがあります。
また、撮影時には傷つけないように注意して下さい。
メタカラコウ(雌宝香)
Ligularia stenocephala
キク科メタカラコウ属の多年草
本州、四国、九州に分布し、山地や深山のやや湿った草地、林縁に自生します。花期は6月から9月。オタカラコウに似ていますが、オタカラコウの頭花の舌状花が8個程度であるのに対し、メタカラコウは1個から3個程度で、花全体が小ぶりです。
Adenophora triphylla var. japonica
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草
北海道、本州、四国、九州、樺太、千島列島に分布。山地の草原、林縁や草刈などの管理された河川堤防などに生育します。花期は8月から10月。
Epilobium cephalostigma
アカバナ科アカバナ属の多年草
北海道から九州にかけて分布し、山地の湿った場所に生育しています。花色は白またはピンクで花びらは4枚で、おしべは球状で丸い形状です。花期は7月から8月。
Thymus quinquecostatus
シソ科イブキジャコウソウ属の小低木
別名、イワジャコウソウ、ナンマンジャコウソウ
北海道、本州、九州に分布し、海岸から高山帯までの日当たりの良い岩地に生育します。アジアでは、朝鮮、中国、ヒマラヤに分布。
花期は6月から8月で、和名は、伊吹山に自生し芳香があることから付けられたそうです。
Veronicastrum sibiricum subsp. japonicum forma humile
ゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草
クガイソウと同種ですが、全体的に草丈が低く伊吹山の固有種です。花期は7月から8月です。
Lathyrus pratensis L.
マメ科レンリソウ属の多年草
ユーラシア大陸と北アフリカに分布。日本では伊吹山に自生する帰化植物で、1568年(永禄11年)に織田信長の指示によって、ポルトガルの宣教師が薬草を伊吹山の薬草園に移植した時に紛れて帰化した種と考えられています。開花時期は5月から9月頃です。
Asyneuma japonicum
キキョウ科シデシャジン属の多年草
本州および九州に分布し、山地に生育しています。世界では朝鮮、中国東北部、アムール、ウスリーに分布しています。和名の由来は、花冠裂片の細裂のようすを神前に供える四手にたとえたものと言われています。花期は7月から8月です。
Bistorta officinalis Delarbre subsp. japonica (H.Hara) Yonek.
タデ科イブキトラノオ属の多年草
北海道から九州の山地帯から高山帯に分布し、日当たりのよい草地に群生します。花期は7月から8月。特に伊吹山に多く、花穂を虎の尾に見立てたことから、この名がついたと言われています。
オオウバユリ(大姥百合) 学名:Cardiocrinum cordatum var. glehnii |
ヒヨクソウ(比翼草、学名:Veronica melissaefolia) |
オトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum) |
サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻) 学名:Cimicifuga simplex (DC.) Wormsk. ex Turcz. |
ウツボグサ(靫草、学名:Prunella vulgaris subsp. asiatica) |
オオバギボウシ(大葉擬宝珠、学名:Hosta montana) |
タツナミソウ(立浪草、学名:Scutellaria indica) |
リョウブ(令法、学名:Clethra barbinervis) |
クルマバナ(車花) 学名:Clinopodium chinense subsp. grandiflorum var. urticifolium |
コウゾリナ(剃刀菜・顔剃菜) 学名:Picris hieracioides subsp. japonica |
アキカラマツ(秋唐松、秋落葉松) 学名:Thalictrum minus var. hypoleucum |
シシウド(猪独活、学名:Angelica pubescens) |
ミヤマコアザミ(深山小薊)学名:Cirsium japonicum Fisch. ex DC. var. ibukiense (Nakai) Nakai ex Kitam. |
キリンソウ(麒麟草、学名:Phedimus aizoon var. floribundus) |
ミヤマトウキ(深山当帰) 学名:Angelica acutiloba subsp. iwatensis |
シラヤマギク(白山菊、学名:Aster scaber) |
アカソ(赤麻、学名:Boehmeria tricuspis) |
タカトウダイ(高燈台、学名: Euphorbia lasiocaula) |
伊吹山は、本当に山野草の宝庫…伊吹山の固有種も多く、薬草も豊富です。晩夏にかけて、サラシナショウマが山頂斜面を覆う風景も素晴らしいようですよ(^_-)-☆
0 件のコメント:
コメントを投稿