【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2014年6月7日土曜日

大峰・双門の滝(熊渡~一の滝・吊り橋)

日時:平成26年5月24日
【ルート】
熊渡→金引橋手前(分岐)→白川八丁→釜滝→一の滝・二の滝(吊り橋)
仙人嵓テラス(双門の滝)→ザンキ平→河原小屋跡→聖門滝→狼平
天気:晴れ
メンバー:単独
装備:登山靴、ハーネス、30mロープ、ヘルメットなど
【使用機種】PENTAX K-30
【使用レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【RAW現像】Adobe Potoshop Lightroom 4.2

①大峰・双門ルート(熊渡~一の滝・吊り橋)
②大峰・双門ルート(一の滝・吊り橋~ザンキ平)
③大峰・双門ルート(ザンキ平~狼平)

近畿の一般的な登山道の中で最難関ルートと言われる「双門ルート」へ。
経験浅い私が単独行をしてから言うのはおかしいですが、このルートはクライミングや岩場歩き、沢の渡渉などの複合技術と下半身に加え、上半身の筋力も必要です。また、天候によって難易度ががらりと変わると思います。興味本位では立ち入らない、また、スキルの伴わない方を同行されるのも絶対やめたほうがいいと思います。

左が双門ルート 右は翌週登った鐵山

国道309号線の熊渡に若干の駐車スペースがありますが、カナビキ尾根を登られる方も多く、泊りの方もおられるので、結構混んでますよ。道幅が狭いので、駐車マナーは守りましょう。

登山届は必ず提出しましょう!
カナビキ尾根と双門ルートの分岐点…双門ルートは左下へ


白川八丁…広大は河原の風景、この下には豊かな伏流水
河原の両岸には樹木が生い茂り、美しい空間が広がっています
谷を詰めて行くと苔生した森の中へ
森を抜けて少し進めば、滝壺が美しい釜滝へ
取水制限がされているのか、水量は少なめでした
見事なエメラルドグリーンの滝壺
釜滝までの道のりは、危険個所もなく安全に歩くことができます。釜滝から先は徐々に登山道も険しくなり、注意が必要になってきます。

釜滝上部の木橋を渡り先に進みます
取水ダム…珍しく銅板製のもののようです!?
遭難者の遺族の方の寄付が登山道修復に使われているようです
崩壊寸前の木橋…このような個所がたくさんあります
滑りやすい岩稜地帯のトラバース…要注意
完全に崩落した桟橋
最初は案内板がありますが、徐々に少なくなります
まだまだ穏やかな道…新緑と苔が綺麗です
アップダウンの後、沢に降り立ちます
沢に降り立つと季節によっても風景が異なって見えます。
明確なルートはなく、幾度となく渡渉を繰り返しながら進むことになります。地図とコンパス、GPSなどを使用してルートを探りましょう(要所にはテープがあります)

水量によっても歩く場所が変わってきます
所々にあるテープを参考にしながら進みます
アップダウンのある長距離ルートなので、水は沢で補給
大きな岩に樹木が生育してひとつの島のように♪
素晴らしい沢の風景を見ながら進みます
岩を経攣りながら登る箇所…ホールド箇所確認しながら
注意して登れば問題ありません
岩稜地帯を登って行きます
桟橋を渡り、先は梯子の登りが続きます
この岩が吊り橋への目印…右側へ
左側からも行けますが、かなり危険なトラバースが必要
岩の右側に道があり下ります
一の滝と二の滝…そこそこ落差があり美しい姿です♪
一の滝に架かる吊り橋…シッカリした吊り橋です
一の滝と二の滝
一の滝に架かる吊り橋
吊り橋から見た滝壺
吊り橋を渡って、もう一度一の滝を撮影
落ち口には綺麗な虹が架かっていました♪

大峰山系の中でも、八経ヶ岳や弥山周辺は自然の素晴らしさが残った場所です。双門ルートは、厳しい道のりですが、大峰の色々な表情を味わうことができる貴重な道ですね^^

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